あと1打に迫ったはずが…渋野日向子は今季10回目の予選落ち「足りないものばかり」

渋野日向子は2週連続の予選落ちとなった
◇米国女子◇FM選手権 3日目(30日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)
渋野日向子は悪天候による変則スケジュールを強いられた試合で、今季10回目の予選落ちを喫した。雷雨による順延が相次いだ前日2日目は、8ホールで1つ伸ばして日没サスペンデッド。この日、未消化の10ホールを3バーディ、2ボギーとし、第2ラウンドを「70」でまとめたが、通算イーブンパーでカットラインに2打及ばなかった。
午前7時に前半9番のティショットからプレーを再開させ、花道からの寄せワンでパーを拾った。後半11番(パー3)で第1打がピンそば1.5mをとらえ、続く12番(パー5)も3打目のウェッジショットをピンに絡めて連続バーディ。通算1アンダーで予選通過にあと1打に迫り、続く13番では1.5mの微妙なパーパットを沈めてみせた。

ピンを狙うアグレッシブな姿勢は見えた
勢いを持続させたと思った矢先の14番で1Wショットが右サイドに曲がる。2打目をグリーン右手前のバンカーに入れてボギーをたたくと、1Wショットは15番でも右に流れ、4オン1パットで連続ボギー。カットラインが再び遠のいた。
前週カナダでの「CKPC女子オープン」で予選落ちし、今週も事前にショット練習に長い時間を割いた。ピンを狙うショットは初日から左右のブレが少なく、「きのうはすごく良かったと思う。どこかでパットが入ってくれれば…という感じだった」と振り返る。この日も13番までは上り調子だっただけに、「流れが来ていたところで、14、15番のボギーがやっぱり痛かった」とうつむいた。

第2ラウンドが2日にまたがったことについては「そこは特に関係はなかった」と言い訳にしない。パッティングも「打った瞬間から『あ、ちょっと違う。外れたな』という感触は多かった。ラインに乗せ切れていない感じがあった」と納得いくものではない。今季20試合の出場で予選落ちは10回目。「足りないものばかり」と自分を責める。
年間ポイントレース(レース・トゥ・CMEグローブ)は96位から降下する可能性が高い。オープンウィークを挟んで、次戦は2週後の「クローガー・クイーンシティ選手権」(オハイオ州TPCリバーズ・ベンド)。「しっかり練習して頑張りたい」と言葉を絞り出した。(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)