F1オランダGPは波乱の初日。ストロール大クラッシュもパフォーマンスに期待「僕たちは良い位置にいる」

 約1ヵ月のサマーブレイクを終え、迎えたF1オランダGP初日は慌ただしいモノとなった。マクラーレンの速さは健在だったが、アストンマーティンのランス・ストロール、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンの3台がそれぞれ事故に見舞われた。 

 最も大きなクラッシュを喫したのはストロールだった。FP2でバンクのついたターン3を周りきれずウォールに激しくクラッシュし、マシンは接触した右側を中心に大きなダメージを負った。

 ストロールは過去に手首を負傷し、今季もそれが原因でレースを欠場したりしているが、事故の経緯を説明したストロールは手首は「全く問題ない」と認めた。

「ああ、ちょっとロックアップしただけさ」とストロールはセッション後に説明した。

「そこから先はただ乗っているだけだった。そういうこともあるさ」

 クラッシュにもかかわらず、ストロールは今後のセッションに向けて前向きな姿勢を見せている。チームメイトのフェルナンド・アロンソが、FP2で2番手タイムを記録しているからだ。

「今日は終始競争力があると感じていた。そしてフェルナンドもFP2で2番手につけている。僕たちは良い位置にいる。明日何ができるか見てみよう」

Lance Stroll, Aston Martin Racing

 メルセデスのアントネッリは、FP1の序盤でコースアウトを喫した。幸いクラッシュは免れたものの、彼のマシンはグラベルでスタック。赤旗の原因となり、彼は6周でセッションを終えることになった。

「FP1の序盤でかなりプッシュしていたんだけど、ロックアップしてしまい、砂利に埋もれてしまった。あの1周でセッションが終わってしまった」

 FP2では12番手だったアントネッリはFP1でのミスについてそう説明した。

「走行時間を失い、実質的に周回を重ねられなかったのは明らかに理想的ではなかった。FP2ではリズムを構築する必要があった。やるべきことは多いが、改善すべき点は把握している。今は明日に向け前向きだ」

 ウイリアムズのアルボンはターン1でアンダーステアを起こし、壁に接触。フロント部分に軽微なダメージを受けた後、グラベルにスタックした。

「ロングランで十分な周回を重ねられたドライバーは、おそらく多くないだろう。僕のせいだけど、クルマをいじって調整していくだけだ」

「ここはとても風が強くて、突風に見舞われやすい。FP2でも何度かそうなったけど、深刻な事態には至らなかった。幸いフロントウィングを交換するだけで済んだし、それ以外は問題ない。マシン自体は悪くないと思う」

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