「あまりにも失点が軽率」町田ゼルビア黒田剛監督 川崎に3-5で敗れ5位後退

〈密着マーク・町田〉

サッカーの明治安田J1第28節は31日、各地で7試合が行われ、FC町田ゼルビアは川崎フロンターレに3-5で敗れ、勝ち点50のままで5位に後退した。試合後の記者会見で、町田の黒田剛監督は次のように振り返った。(加藤健太)

◆「失点をしないチームがこれだけの失点をした」

──総評

悔しさをにじませながら試合を振り返る黒田監督

終わってみれば、3得点しても勝てなかったゲームという風な捉え方をした方がいいと思います。5連戦の最後のゲーム、なんとか町田らしく終わりたかったのが本音ではあるんですけども、最終的には先制され、逆転までしたところまでは良かったんでしょうけど、あまりにも失点が軽率すぎた印象です。

かなりメンバーも変わらざるを得ない状況にはなりましたけども、そこの浸透度が、まだもう少し足りないなという風に感じたところ。

それから、もちろん川崎さんのエリソン、マルシーニョあたりの個人のパワー、スピードっていうものに、個で負けてしまったっていうところもあるでしょうし、その辺はわれわれが大いにこれからスキルアップしていかなきゃならないところだと思います。

最終的には失点をしないチームがこれだけの失点をしたというところを、謙虚に受け止めながら、残り9試合に向けて、またしっかり体を休めて、一つ一つ取り組んでいきたいなと思っています。

◆谷晃生、菊池流帆は「出られないような状況になってしまった」

──谷晃生、菊池流帆がベンチを外れた理由は

後から発表されると思うんですが、けががどうしても、やっぱり出られないような状況になってしまったということ。それが一番の理由です。

川崎―町田 前半、ゴールを決める町田・羅相浩(中)=U等々力(芹沢純生撮影)

短期であれ長期であれ、すごくわれわれとして頭を抱えなきゃならない事態だということが一つあります。

その中でも、代わった選手たちの奮闘をわれわれは期待し、今回の試合に臨みました。

まだまだ、やっぱりそういう意味での強さ、洗練されたものっていうところの落とし込み、それから実践というところでは、まだまだ弱かったなっていうのが印象です。

◆「キャプテンとしてまた強くあり続けることを期待したい」

──試合終了後、昌子源がサポーターにあいさつにいったところで、かなり悔しい表情だった。黒田監督からは、どう見えたか

川崎-町田 川崎に敗れ、タオルで顔を覆う町田・昌子=U等々力(芹沢純生撮影)

ここまで公式戦で言うと13戦負けなしで、12勝1分けということで、かなりいい風が吹いてきていた時にどうしても勝ちたかった。

5連戦の最後、確かに体力的にも相当きつかったと思いますし、彼らはほんとによく走ってくれたと思いますけども、やっぱり最後、もうひと踏ん張りというところで、失点というものがすごくキャプテンとしての責任として、彼にのしかかってきたんだと思いますし、その責任を捉えて、あの表情になったんだと思います。

今までキャリアを積んできたキャプテンですから、しっかりと休みの期間を経て、もう一つパワーを備えて、戻ってきてくれると思いますし、キャプテンとしてまた強くあり続けることを期待したいと思います。

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