レッドブル、2026年の契約延長巡り、角田裕毅に「メキシコシティGP頃まで」に結果を出すよう求める。マルコ博士が明言
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、角田裕毅が実力を発揮するための明確なタイムラインを設定。2026年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして自分が相応しいことを証明するために、メキシコシティGP頃まで猶予が設けられたと明言した。
オランダGPの予選前にORFのインタビューに応じたマルコ博士は、角田が来季もレッドブルに残留するための条件を説明した。
「彼はマックスに近付き、そのレベルのパフォーマンスをコンスタントに発揮しなければいけない。そのため、オプション契約を判断する期限を延期した。そして、今後のレースを検討した上で、その契約を結ぶかどうかを決定する」
その明確な時期について尋ねられたマルコ博士は、非常に明確な答えを語った。
「メキシコあたりになるだろうね」
つまり角田には、自身のパフォーマンスを証明するまでに、6戦ほどの猶予が設けられたということになる。

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing
角田は今季、レーシングブルズのドライバーとしてシーズンをスタート。開幕2戦で目覚ましい活躍を見せたため、レッドブルで大苦戦していたリアム・ローソンと入れ替わる格好で、トップチームのシートを射止めた。
しかしレッドブル昇格後、角田は苦戦。直近7戦でポイントを獲得できておらず、最高位はバーレーンGPでの9位。ドライバーズランキングでは18番手に沈んでいる。
角田はエミリア・ロマーニャGPの予選で新しいフロアを壊してしまった後、フェルスタッペンよりも古いスペックのパッケージで戦うことを強いられた。このことも、角田の苦戦に拍車をかけた。しかしチーム代表がクリスチャン・ホーナーからローレン・メキーズに変わると、ベルギーGPの予選からは最新型に近いフロアを手にし、いきなり7番グリッドを獲得して見せた。ただ決勝ではチームの指示ミスにより、またしても入賞には届かなかった。
ハンガリーGPでは、フェルスタッペン共々レッドブルがチームとして大苦戦。下位に沈むことになった。しかし絶対的エースのフェルスタッペンとの差は僅差であった。
つまり角田は、様々な要因によりリザルトには反映されていないものの、確実にフェルスタッペンとの差を縮めており、レッドブルもそれを認めたということだろう。
ただ角田の契約を延長しないと判断した場合、後任は誰になるのかと尋ねられたマルコ博士は、名前を明かすことは避けた。ただ噂に挙がったアレックス・パロウ(インディカー参戦中)に関しては、接触していることを完全に否定した。
「代替候補については検討しており、(角田との契約をどうするか)決定し次第、ドライバーラインアップ全体を決定する」
「ただ我々は、パロウとは一切交渉していない」
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