秋は英→日→韓へ 松山英樹が欧州ツアーの旗艦大会「BMW PGA選手権」初参戦

松山英樹は今週の「ツアー選手権」でPGAツアーの今季出場に一段落

◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 事前(20日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7440yd(パー70)

松山英樹が9月11日(木)開幕のDPワールドツアー(欧州ツアー)「BMW PGA選手権」(イングランド・ウェントワースC)にエントリーした。10月には韓国開催の同ツアー「ジェネシス選手権」(23日から・ウージョンヒルズCC)にも出場する。

毎年ロンドンで開催されるBMW PGA選手権は欧州ツアーで“準メジャー”の扱いを受けるフラッグシップイベント。総額900万ドル(約13億2570万円)の賞金をかけて、PGAツアー(米国ツアー)のスター選手たちも数多くプレーする。ことしも前年王者のビリー・ホーシェルのほか、ロリー・マキロイ(北アイルランド)やルドビグ・オーベリ(スウェーデン)、トミー・フリートウッド(イングランド)、アダム・スコット(オーストラリア)らが出場意思を表明した。

ツアー選手権開幕前日はインの9ホールで練習ラウンド

米ツアーの年間ポイントレース(フェデックスカップ)上位者の資格(70位までで他の上位資格を持たない選手から10人)で参戦する松山は「あの試合、カッコイイじゃないですか。PGAツアーの(第5のメジャー)プレーヤーズ選手権のイメージ。出てみたい気持ちがずっとあった」と話した。メジャーやかつての世界選手権(WGC)を除いた、欧州ツアー単独開催の試合出場は2017年「アイルランドオープン」以来となる。

米ツアーは今週の「ツアー選手権」でプレーオフシリーズが終了。英国でのゲームは、10月9日(木)開幕の日本開催大会「ベイカレントクラシック Presented by レクサス」(神奈川・横浜CC)に向けて実戦感覚をキープする機会にもなりそうだ。

左中間へ

ベイカレントクラシックの2週後の欧州ツアーは推薦出場のオファーを受諾。韓国では2019年「ザ・CJカップ」以来、6年ぶりにプレーする。(ジョージア州アトランタ/桂川洋一)