巨人・シン4番!第95代4番・増田陸の坂本勇人との秘話と新たな取り組み。第93代4番・キャベッジにママタルトが直撃インタビュー

巨人・シン4番!増田陸&キャベッジ特集

8月17日(日)に放送されたサンデーPUSHスポーツでは、巨人“第95代4番”の増田陸選手と“第93代4番”のトレイ・キャベッジ選手を特集しました。

今年5月、巨人の不動の4番・岡本和真選手が左ひじのケガで長期離脱。

この緊急事態に阿部監督が取った秘策が、吉川選手に加え、キャベッジ選手、大城選手、増田選手を初めて4番に起用!1シーズンに4人の新4番打者が誕生するという異例の事態に!

増田選手の新たな取り組みや憧れの坂本勇人選手との知られざるエピソードを紹介。

キャベッジ選手にはママタルトのふたりが直撃インタビューしました。

■増田陸・憧れの坂本勇人のバットで…

増田選手の今シーズンの飛躍を支えてくれたのが坂本選手でした。

増田選手は7年前のドラフト指名会見で「坂本選手を超えられる選手になりたい」と話し、坂本選手がつけた背番号『61』を継承しました。「昔からバッティングを真似していた」とバッティングフォームをマネするほど、坂本選手をお手本にしていた増田選手。3年前には坂本選手をマネたフォームでプロ初ホームラン!

そんな増田選手は4月の広島戦。1年ぶりにスタメン出場した際には「勇人さんのロッカーからバットを勝手に取ったんですけど。」なんと憧れの坂本選手のバットを無断で拝借。

すると、そのバットで1019日ぶりのタイムリーヒットを放ちました。

試合後、すぐに坂本選手に電話し説明したところ、「全然いいよ、頑張れよ」と快諾してくれたといい、憧れの坂本選手からもお墨付きのバットで活躍しました。

■増田陸・崖っぷちの今シーズン、新たに始めた「取り組み」

自らバリカンを持ち、丸刈りにし、気合を入れる増田選手。

“第95代4番”を担った増田選手ですが、昨年までの2年間は一軍で4試合しか出場できず、ヒットは0。球団からは今年「ラストチャンス」を宣告されたといいます。

その増田選手は試合前の練習中、ベンチ裏へ。

目的を聞くと「スコアラールーム。そこに通っています。毎日」。

そこにいたのは名将・野村克也さんを支えた、データ野球の第一人者、橋上秀樹戦略コーチ。相手ピッチャーの特徴や傾向を試合前に増田選手とマンツーマンで徹底的に研究していました。

その成果が最も現れたのが、初めて4番に座った7月3日の阪神戦。

阪神・伊原投手に2ストライクと追い込まれますが、増田選手がその時考えていたのは「追い込まれたら「インコース」というデータも頭入れていたので、外よりもこっち(インコース)だろうなと」。すると伊原投手のボールはデータ通りのインコースへ。増田選手はボールを捉えて見事タイムリーヒットを放ち4番としての初打席でいきなり結果を残しました。

3年前から増田選手を見守ってきた亀井コーチは「自己分析できるようになった。相手に対する分析も自らするようになりました。次世代の4番候補として期待が持てる選手ですね。」と成長を感じていました。

■巨人ロケレギュラーのママタルトがキャベッジを直撃!

今シーズン、巨人ロケの番組レギュラーを掴んだママタルトのふたりが、元メジャーリーガーでエンゼルス時代の大谷翔平選手とチームメイトだったキャベッジ選手の練習終わりを直撃取材!

打席に入る前、バットでグラウンドに何を書いているのか質問すると、「キリスト教だから十字架を書いて神様に祈りをささげて打席に入るんだ」と、教えてくれました。

さらに、釣りが好きで地元アメリカではテネシーの湖でよく釣りをしていたというキャベッジ選手。日本でのおすすめを聞かれるとママタルトのふたりは、「東京ドームの近くの駅にも釣り堀があります。キャベッジ選手が釣りしているところをJRに乗りながら見られるかも!」と回答、巨人のシン4番選手への取材に興奮していました。