レッドブル重鎮マルコ博士、チーム代表電撃解任のホーナーに謝辞「クリスチャンとは20年以上にわたって、成功を共にしてきた」
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士が、クリスチャン・ホーナーがレッドブル・レーシングのチーム代表を電撃的に解任されたことについてコメントした。
レッドブルは7月9日(水)、CEO兼チーム代表だったホーナーを即座に解任。後任として、レーシングブルズの代表を務めてきたローレン・メキーズを起用することも発表した。発表後からこの件は、F1界の話題を独占している。
これまでホーナーと共にチーム運営を担当してきたのが、マルコ博士だ。彼はホーナーの20年にわたる功績に感謝すると共に、2025年シーズンの残りについてもコメントした。
「クリスチャンと私は、F1とF3000の両方で、20年以上にわたって共に成功を収めてきた」
「クリスチャンには心から感謝したいと思う。この間、我々は信じられないほど多くの輝かしい成果を祝ってきた。ふたりのワールドチャンピオンを輩出し、複数人のグランプリウイナーの育成にも貢献してきた。それが常に、そして今もなお、レッドブルのやり方だ」
そんなマルコ博士は、現在は苦境に立たされているものの、今季のドライバーズタイトル獲得を目指していくとも語った。
「現時点では、今季まだ12戦が残っている。数字的に可能な限り、我々はドライバーズチャンピオンシップ獲得に向けて、戦い続けていく」
レッドブルは現在、コンストラクターズランキングでは172ポイントを獲得して4番手。首位マクラーレンには288ポイントという大差をつけられている。一方でドライバーズランキングは、マックス・フェルスタッペンが165ポイントを獲得し、首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)から69ポイント差の3番手‥…まだまだ自力での逆転も可能な状況だ。
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