フランス名門が「NIKE革新デザイン」の新ユニフォームを発表!“20年前”のユニデザインが復活する
フランス名門が「NIKE革新デザイン」の新ユニフォームを発表!“20年前”のユニデザインが復活する
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)とキットサプライヤーのNikeは17日、今季の新サードユニフォームを発表した。
今作は懐かしの“Nikeテンプレ”にインスパイアされたデザインで、2000年代の雰囲気を漂わせる一着となっている。
Paris Saint-Germain 2025-26 Nike Third
パリ・サンジェルマン 2025-26 Nike サード ユニフォーム
新サードユニフォームは、クラブ伝統のキットカラーの一つであるレッドを基調色に採用。襟、袖、そして襟から反対の襟まで一周するように這わせるパイピングなどはブルーで統一する。
前面にはジャガードで濃淡を付けたストライプを配置。左右で太さが異なるアシンメトリーが目を引くデザインだ。
クラブ側の説明によると、今作は2000年代前半のNikeのテンプレート・デザイン「Total 90(T90)」に触発され、それを現代風に復活させたとのこと。
浅めのVネック、切れ込みを入れたような左袖のグラフィック、そしてパイピングに特徴があるT90は、2004年から2006年にかけて各国のクラブチームや代表チームで採用。それまでのユニ・デザインとは異なる革新的なスタイルが話題を呼んだ。Jリーグでは浦和レッズが同時期にT90ユニフォームを着用している。
また、T90と聞けば代表ユニフォームの斬新な「丸囲みの胸番号」を思い出す人も多いかもしれない。
上記画像はPSGの2004-05アウェイモデルで、典型的なT90デザイン。2005-06シーズンはサードとして使用している。レッド×ネイビーのキットカラーも、少々色味を変えて今作で再現となった。
メインカラーのレッドは地元パリの旗・紋章の色。PSGでは1970年代からサードユニフォームを中心に度々採用している。
ちなみに、アシンメトリーのストライプ柄もT90ユニフォームを象徴するもの。当時のPSGには使われなかったが、スペインの名門FCバルセロナなどが採用していた。
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このサードユニフォームは、現地時間17日に敵地で行われたFCナントとのリーグアン開幕戦でデビュー。試合は1-0でPSGが勝利し、幸先の良いスタートを切っている。