長濱ねる、マルチに活躍する中での“肩書”は? 「母親役とか少し年齢にそった役に挑戦してみたい」

8年ぶりの写真集を発売する、俳優でタレントの長濱ねるさん(26)にインタビュー。ドラマやCMのほか、エッセーの執筆や報道番組への出演など多岐にわたって活動する長濱さんに、今後挑戦したいことや、写真集のエピソードなどを伺いました。

■写真集の撮影地は“北欧” その理由は

フィンランドの群島地域で撮影された写真集カット (c)高橋ヨーコ/講談社 日テレNEWS NNN

写真集のタイトルは『長濱ねる』(7月15日発売)。“25歳の自分の姿を、大好きな場所で大好きな写真家さんに撮っていただきたい”という長濱さんの希望でスタートしたプロジェクトです。撮影地はプライベートでも訪れたことのあるアイスランドとフィンランドで、写真家・高橋ヨーコさんが撮影を担当しました。

――北欧のどのような部分に憧れがあるのでしょうか?

もともと北欧のゆったりした、自然と共生していくような暮らしにはすごく憧れがあったんですけど、好きになったきっかけは、アイスランドの音楽がすごく好きで、もともと好きだったアーティストがアイスランド出身だっていうのを後から気づいて、どうしてあんな小さな島国で、これだけ世界的に有名なアーティストがたくさん輩出されてるんだろうって興味を持ったのがきっかけで、その後にプライベートでアイスランドを訪れたときに“やっぱり好きな国だな”と思って、今回は“自分の好きなアイスランドとフィンランドで撮影させてください”っていうふうになりました。

■撮影に向けて意識したことは“し過ぎないこと”

写真集『長濱ねる』(7月15日発売) (c)高橋ヨーコ/講談社 日テレNEWS NNN

――写真集のために準備されたことはありますか?

写真集を作るにあたって、私が写真集自体すごく好きで、いろんな方の写真集だったり、場所の写真集を集めていて、それを10冊くらい家から編集部の方に持っていって、“こういった写真集が作りたいです”っていうのをプレゼンしたりしました。

ジムの頻度を増やしたりとか、柔軟で体のラインは整うように気をつけたのと。でも、今回作りたかった写真集のコンセプトとしても、あんまりカリカリに痩せすぎたり、すごく筋肉質な体形を目指していたわけじゃないので、食事制限をし過ぎたりとか、食事を抜いたりしないように気をつけました。

――美容面では何かありますか?

肌は、基本的に化粧っ気がないのが、高橋(ヨーコ)さんの写真の印象だったので、スキンケアは肌荒れしないように気をつけたりしました。

■マルチに活躍する長濱さんの肩書は?

長濱ねるさん 日テレNEWS NNN

長濱さんは、2015年にアイドルグループ・けやき坂46(現在の日向坂46)のメンバーとして芸能界デビューし、その後は欅坂46のメンバーとして活動。2019年にグループを卒業後は、ドラマ出演や、報道番組『news zero』の火曜パートナー、エッセーの執筆などマルチに活躍しています。

――マルチに活躍されていますが、今の活動に肩書をつけるなら?

自分としてはやっぱり俳優業をもっともっと向上していきたいっていう気持ちがあるので、(肩書は)“俳優”って言えたらうれしいかなっていうふうに思います。

――挑戦してみたい役はありますか?

自分がもう20代後半に入っていくので、母親役とか少し年齢にそった役に挑戦してみたいなって思います。

■生放送のあとは「卵かけご飯」

――SNSを拝見すると、読書や音楽など多趣味な印象を受けました。最近、始めた趣味はありますか?

卵かけご飯にハマっていて。news zeroの火曜日放送が終わった後に帰ると日付を超えてるんですけど、生放送ってすごく緊張感もあるし、報道番組っていう普段なかなか触れ合わない緊迫した雰囲気があって。いつも帰って緊張して、眠れなくて。行き着いたのが、“ご飯を食べたら眠くなる”と思って、news zero終わりに、毎回卵かけご飯を食べるようにしていたんです。そこからハマって、よく食べています。

――卵かけご飯にアレンジなどはされますか?

地元が長崎なんですけど、おしょうゆは地元のものを帰ったときに買ったり、親に送ってもらったりして、ちょっと薄口のあごだししょうゆを使っています。

■4月の日向坂46ライブで1期生が再集結

長濱ねるさん 日テレNEWS NNN

――4月に行われた日向坂46の『ひな誕祭』に長濱さん含め、卒業したメンバーがサプライズ出演し、1期生が再集結しましたが、メンバーと会うのは久しぶりですか?

本当に久しぶりで。でも、キャプテンの佐々木久美ちゃんは最近ご飯を食べて。その時に“ひな誕祭で1期生みんなで集まれたらうれしいな”っていう話を聞いていて、そこから受けたお誘いだったので。なので、久美ちゃんとは会っていました。

――長濱さん自身の心境に変化はありましたか?

みんなの活躍を見ながら鼓舞されたり、“すごいなって自分も頑張らなきゃ”って背中を押してもらっているので、久しぶりに会ってどんな感じなんだろうって緊張していたんですけど。本番が始まる前のレッスンだったりとか、リハーサルでしゃべっていくと、本当にあの頃の変わらないままのみんながいて。自分も気づいたら、あの時の感じに自然に戻ってしゃべれていたので、少し時間がたっても、みんなとの関係性は変わらないんだなって実感してうれしかったです。

――今後、挑戦したいことはありますか?

これから俳優業をもっともっと頑張って、好きな映画監督さんの作品に出られるように頑張っていきたいなっていう思いがあります。沖田修一監督がすごく好きで。『横道世之介』っていう映画が大好きで、いつかご一緒できたらいいなと思っています。