眞栄田郷敦「あんぱん」で朝ドラ初出演!手塚治虫をモデルにした天才漫画家役、役衣装も公開

眞栄田郷敦「あんぱん」で朝ドラ初出演!手塚治虫をモデルにした天才漫画家役、役衣装も公開

 今田美桜主演のNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合・月~土、午前8時~ほか)に、眞栄田郷敦(25)が出演することが明らかになった。眞栄田にとって連続テレビ小説初出演。演じるのは「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」などで知られる漫画家の手塚治虫をモデルにした天才漫画家・手嶌治虫(てじま・おさむ)で、役衣装の写真も公開された。眞栄田は出演にあたり「朝ドラ初出演で「漫画の神様」と呼ばれる手塚治虫さんをモデルとした人物を演じさせていただくのは大変緊張しますがやりがいを感じてます」とコメントを寄せている。

 連続テレビ小説第112作となる本作は、国民的人気キャラクター、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルにした朝田のぶ(今田)、柳井嵩(北村匠海)が、あらゆる荒波を乗り越え“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描くストーリー。脚本は、「花子とアン」「Doctor-X 外科医・大門未知子」などの中園ミホ。

 眞栄田演じる手嶌治虫は、嵩(北村)が上京後に出会う天才漫画家。後に、アニメーション映画「千夜一夜物語」のキャラクターデザインと美術を嵩に依頼することになる。眞栄田は「朝ドラ初出演で「漫画の神様」と呼ばれる手塚治虫さんをモデルとした人物を演じさせていただくのは大変緊張しますがやりがいを感じてます。自分から勝手に降りていく神様、温厚だけどこだわりが強く、漫画を愛してる、そんなイメージを持ってます。自分にできる精一杯の自分らしい手嶌治虫を演じて、やないたかしさんの人生に大きな影響を与えられる説得力のある人物でいたいです」とコメント。

 制作統括の倉崎憲チーフ・プロデューサーは眞栄田の起用理由を「誰もが知る“漫画の神様”手塚治虫さんをモデルにした手嶌治虫役を、眞栄田郷敦さんに担っていただきます。ある日、思いがけない形で嵩の人生と交錯して化学反応を起こすことになる存在。嵩にとってとてつもない才能が年下の世代に存在して、嫉妬という言葉だけでは表せないような感情になります。それは嵩を演じる北村匠海さんにとっても、ある意味脅威となるような年下の才能あふれる役者であるべきだと考えた時に、眞栄田郷敦さんだと思いました。ストイックでこだわりが強くて、でもピュアな部分も持ち合わせていて。そんな郷敦さん演じる手嶌治虫を皆さんに早く見ていただきたいです」と述べている。

 併せて公開された眞栄田のビジュアルは、手塚治虫のトレードマークでもあったベレー帽とメガネをつけた姿となっている。(石川友里恵)