新クルーズ船名称は「三井オーシャンサクラ」に決定。2026年後半就航
2025年8月19日 発表
新クルーズ船名称は「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」に決定
三井オーシャンクルーズを運営する商船三井クルーズは、2026年後半に就航を予定している新クルーズ船の名称を「MITSUI OCEAN SAKURA(三井オーシャンサクラ)」にすると発表した。
デビューシーズンの船長の一人にはかつてにっぽん丸の船長を務めた二宮悟志氏、総料理長には同じくにっぽん丸を経験した中山勝利氏が就任する。
三井オーシャンクルーズでは現在、2026年5月の引退が決定しているクルーズ船「にっぽん丸」と2024年12月に運航開始した「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」の2隻を運航中。新クルーズ船の三井オーシャンサクラでは、総トン数約3万2000トン、全長200m以下のコンパクトな船体サイズを活かし、北海道から沖縄まで日本各地の港を発着する短期~中期のクルーズを中心とした旅程をラインアップする。また、ワンナイトクルーズやお祭り、花火、音楽や食をテーマにしたクルーズの販売も予定しているという。客室数は229室、船客定員は458名。食事は三井オーシャンフジ同様、「日本のクルーズ会社として培った伝統的な和の要素」を取り入れた内容としている。
なお、就航記念クルーズの詳細発表および販売開始は2025年冬以降を予定。
三井オーシャンサクラ 船長 二宮悟志氏。「三井オーシャンサクラは、にっぽん丸やふじ丸と同様にコンパクトで機動力のある船。この船だからこそご案内できる、日本国内はもちろん、世界各地の美しい場所へお客様をお連れできると確信している」
三井オーシャンサクラ 総料理長 中山勝利氏。「どのクルーズ船でも共通して心がけてきたことは、お客様から見えない工程でこそ細部に気を配ること。まごころを込めて丁寧に食材を扱うことでお料理を通して我々の想いをお客様にお届けできると考えている」