【F1ハンガリーGP】角田裕毅「チームとしてペースが上がらず…」Q1落ちの16番手…同僚フェルスタッペンも8番手に沈む

クルマのパフォーマンスが上がらずピットでたたずむ角田裕毅(レッドブル提供)

奮走むなしくQ1落ちの予選16番手に終わった角田裕毅(レッドブル提供)

ポールポジションを決めてガッツポーズするシャルル・ルクレール(フェラーリ提供)

 F1第14戦ハンガリーGPは2日、ハンガロリンクで予選を行い、レッドブルの角田裕毅はQ1落ちの16番手に終わった。走り出しの路面コンディションが悪く、終了間際にアタックした車両に次々と抜かれる悔しい展開。それでも「自分の予選パフォーマンスには満足している。チームとしてペースが上がらず、グリップ(接地)感不足でタイムは上がらなかったけど、週末を通してマックス(フェルスタッペン)との差を詰められている」とコメントした。

 フリー走行や予選Q3では4連覇王者の同僚とコンマ1~2秒差につけており、現状ではクルマのベストを引き出せているよう。「オーバーテイクが難しいコースだが、(決勝は)不安定なコンディションが予想される。僕はプッシュし続けるだけ」と前を向いた。

 フェラーリのシャルル・ルクレールがQ3で一気にペースアップし、今季初のポールポジションを奪った。「自分のキャリアの中で最も予想外のポール。Q2までは本当に苦戦して、通過するのがギリギリだった。Q3になって風向きが変わった」と自身も驚きの快走だ。Q2まで最速だったマクラーレン2台はQ3でやや伸び悩み、オスカー・ピアストリ、ランド・ノリスが2、3番手に終わった。