【インディ500】佐藤琢磨ひやり、高速状態でクラッシュ、94Gの衝撃も「軽い打撲だけで済みました」テスト2日目は2番手タイム

時速233マイルでクラッシュした佐藤琢磨の車載映像(自身の公式Xから)

 インディカー第6戦「第109回インディ500マイル」(5月25日決勝)の公開テスト2日目(最終日)が24日、米国インディアナ州のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)で開かれ、レイホール・レターマンからスポット参戦する佐藤琢磨が2番手タイムを記録した。ただ、エンジンのパワーが上がる状態で臨んだプラクティス3で最速を記録した後の同4で、高速状態でのクラッシュに見舞われた。

 時速233マイル以上でコントロールを失い、車体後部からウオールにヒット。「データでは94Gを記録しましたが、軽い打撲だけで済みました。安全な環境を築いていただいたインディカーや、インディアナポリスモータースピードウェイに感謝したい。そしてクルーに余計な仕事を増やしてしまい、ごめんなさい」と自身の公式Xにコメントした。

 最速は時速232・686マイルを記録したペンスキーのスコット・マクラフリン。次回の走行は、5月13日に始まるインディ500の公式スケジュールになる。