トヨタ、改良型「アクア」をハンマーヘッドデザインに センチュリーSUVと同様のスムーズストップ制御ブレーキ採用
2025年9月1日 発売
トヨタ自動車東日本で生産の進む一部改良を行なった新しい「アクア」
トヨタ自動車は9月1日、ハイブリッド車「アクア」の一部改良を行ない発売した。今回、新しくなったポイントとしては、新たに採用された「ハンマーヘッド」デザインがある。フロントフェイスに近年のトヨタ車で採用が増えつつある薄型LEDヘッドライトを活かしたハンマーヘッドデザインを採用。さらに、プリウスにも採用していない、センターランプを装備するグレードを用意した。
また、トヨタのコンパクトカーとして初めてブレーキシステムにスムーズストップ制御を採用。このスムーズストップ制御は、センチュリーSUV、アルファード/ヴェルファイアPHEVから採用の始まっているもので、前後のブレーキシステムを連動してコントロールすることで、ブレーキ時におけるフロント部の過度な沈み込みを制御。スムーズに止まることで、いわゆる「カックンブレーキ」が起きにくくなっている。
新しいアクアのスタイリング
新しいメーターパネル
こうしたブレーキ制御はホイールベースが長めのクルマのほうが容易なため高級車からの採用が行なわれていたが、コンパクトカーへ搭載されるほど開発も進んだ。
ブレーキのスムーズストップ制御
そのほか、Toyota Safety SenseにはPDA(プロアクティブドライビングアシスト)を新たに搭載、歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援を行なう。