やっぱバイクはレトロなデザインがカッコいいよね! 現代のバイクなのに古典的で懐かしい 人気の「ネオクラシックバイク」3選
現代のバイクなのにクラシカル!ネオクラシックバイクの魅力とは
ネオクラシックバイクとは、現代のバイクでありながら、1970年代から1980年代のバイクのようなクラシカルなルックスを持ったものを指します。
そんなネオクラシックバイクの代表する1台が、カワサキ「Z900RS」です。
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カワサキ「Z900RS」
Z900RSは、往年の名車として知られる「Z1」を想起させるエクステリアデザインに、カワサキの最新の技術が融合したスポーツモデルです。
鋼管トレリスフレームの中心に搭載された948ccの直列4気筒は、最高出力111psを発揮します。
さらに、アシスト&スリッパークラッチやKTRC(トラクションコントロール)が備わっており、日常域のあつかいやすさと旋回時の安定感を両立しています。
丸型LEDヘッドライトや二眼アナログ+多機能液晶の計器類は、かつてのZ1をほうふつとさせるものですが、現代のモデルとして必要十分な機能を備えています。
もちろん、ブレーキや足まわりも現代のモデルとしての水準となっています。
上級仕様の「SE」では、ブレンボ製フロントブレーキパッケージとオーリンズ製リヤショックを採用し、減速時のコントロール性や接地感の向上が図られています。
素直なハンドリングを持つZ900RSは、街乗りからワインディング、長距離まで用途を選ばないオールマイティなモデルであり、まさにネオクラシックバイクの王道と呼べる1台と言うことができます。
Z900RSの価格は、148万5000円からとなっています。
よりライトに楽しめる“400cc以下”の中型バイク2台
よりライトにネオクラシックバイクを楽しみたいユーザーには、ホンダ「GB350」が最適かもしれません。
ホンダ「GB350」
GB350に搭載される348ccの空冷OHC単気筒エンジンは、低めの回転域で落ち着いて力を出すことができるため、流れの速い市街地でも無理なく走ることが可能です。
また、自然な姿勢のまま視線を上げて走れるように、シートは高すぎずハンドルも近めの設計となっていることから、初心者やリターンライダーにもなじみやすい1台となっています。
さらに、視認性の高いメーターの採用やABSの搭載も、ユーザーにとってはうれしいポイントです。
一方、そのルックスは現代のモデルとは一線を画しており、単気筒のエンジンが奏でるおだやかな鼓動も、どこかなつかしさを感じさせます。
GB350の価格は64万9000円からとなっています。
輸入車のネオクラシックバイクとしては、ロイヤルエンフィールドの「ハンター350」が挙げられます。
ロイヤルエンフィールド「ハンター350」
「街角を軽快に巡る」ことをテーマにしたというハンター350は、349ccの空冷OHC単気筒エンジンに、足つきのよい低めのシートと街乗りに適した17インチのタイヤが組み合わされています。
落ち着いた鼓動のエンジンは過度に主張しすぎることなく、ゆったりとした余裕のある加速を見せます。
こうした特性は、Uターンや細い路地を走行する際など、都市部の移動でその真価を発揮します。
また、ハンター350には5種類の特徴的なカラーバリエーションが設定されている点も魅力です。
クラシカルなスタイリングをもつハンター350ですが、アナログとデジタルが融合したスピードメーターやUSBポートなど、現代のバイクに求められる装備はしっかりと備えています。
ハンター350の価格は65万7800円からとなっており、輸入車でありながら比較的手の届きやすいのも特徴です。
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1970年代から1980年代にかけて販売されていたバイクのなかには、現代ではその価値が大きく高騰しているものもめずらしくありません。
その点、新車で購入可能なネオクラシックバイクは、価格はもちろん、メンテナンスの面でも安心です。
いわゆる「旧車」の雰囲気を手軽に味わいたいのであれば、ネオクラシックバイクは最良の選択肢であると言えそうです。