「羽田〜小松線」大幅減便… ANA、冬ダイヤで国内線"運航計画"見直しへ
小松空港 2025年7月11日撮影 JA86AN ボーイング737-881 全日空
全日本空輸(ANA)は、2025年冬ダイヤ(10月26日~2026年3月28日)において、国内線の運航便数を一部変更すると発表しました。
主な増便は、羽田〜札幌線が1日17便から18便に、羽田〜福岡線が1日19便から20便に拡大されます。また、伊丹や中部発着の路線でも、期間限定での臨時便や増便が計画されています。
© ANAANA、冬ダイヤで国内線"運航計画"見直しへ 増便路線
一方、需要の状況を踏まえ、羽田〜小松線は1日4便から2便に、伊丹〜福岡線は1日6便から5便に減便されます。また、札幌〜富山線は12月から2月の平日を中心に約60日間運休する予定です。なお、中部〜松山線はANA便としては運休となりますが、アイベックスエアラインズ(IBEX)が運航し、ANAとのコードシェアが実施されます。
© ANAANA、冬ダイヤで国内線"運航計画"見直しへ 期間運航・減便・運休
ANAは、国内線の現状について、ビジネス需要がコロナ前に比べ回復していなういうえ、費用の増加も重なったことから利益確保が厳しい状況にあるとしています。今後は、旅行需要や他交通機関との競争状況を考慮し、柔軟な運航計画を策定するものとみられます。