ハンドメイド&部品点数1600超え……! ホンダ、F1初優勝60周年を記念してRA272のモデルカーを限定販売
2025年はホンダが1965年メキシコGPでF1初優勝を遂げてからちょうど60年という節目の年。ホンダ・レーシング(HRC)はそれを記念して、その勝利をもたらしたリッチー・ギンサーのRA272(シャシー番号103)のモデルカー(1/8スケールまたは1/18スケール)を限定販売する。
今回発売されるのは、単なるモデルカーではない。アマルガム・コレクションとの提携により、ハンドメイドされたボディーワークに本物の塗装カラーリングが施されたコレクターズアイテムだ。
アマルガムの開発チームはモビリティリゾートもてぎにあるホンダコレクションホールを訪れ、オリジナルのRA272をデジタルスキャン。60年前のメキシコGPを走った車両の写真も用いてモデルを制作。搭載されるV12エンジンをはじめ、1/8スケールモデルは1600個のパーツで構成され、塗装には本物の自動車用塗料や当時の配色を再現した塗料が使われた。1/8スケールモデルのツール開発には約4500時間、各モデルの調整、塗装、組み立てには450時間を要したという。
そんな特別なRA272モデルカーは、1/8スケールが限定30台、1/18スケールが限定300台で販売される。各モデルには特注のディスプレイケース、サーティフィケーション、そしてHRCの渡辺康治社長のサインが入った記念冊子が同梱される。
ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.18スケール
ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.18スケール
Honda Racing
ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.18スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.18スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
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ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
ホンダ RA272 - 1965年メキシコGP - リッチー・ギンサー - 1.8スケール
Honda Racing
「このRA272モデルカーは単なるオマージュを超えた存在であり、我々のモータースポーツの歴史の一端を担う機会への招待状です」
発表に際して渡辺社長はそうコメントを寄せた。
「レースはホンダのDNAに深く刻み込まれており、このモデルは我々の成功の始まりを思い出させてくれます」
RA272モデルカーは、8月15日から8月16日にかけてアメリカ・カルフォルニア州で開催されるモントレー・カーウィークの「ザ・クエイル モータースポーツ・ギャザリング」、「ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン」で発売された後、オンライン販売がスタートする。価格は1/8スケールが2万8995ドル(約428万円)、1/18スケールが1735ドル(約25万円)となっている。
HRCは今年4月に、ファンと歴史を共有する取り組みとしてメモラビリア事業をスタート。このモントレー・カーウィークでは第1弾として、1990年のF1でマクラーレンのアイルトン・セナが最後に使用したホンダV10エンジンRA100E“805号機”がディスプレイに収められ、オークションに出品される。また同イベント期間中には、ホンダRA166Eを搭載したウイリアムズFW11のデモラン実施も予定されている。
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