ハースF1の富士テスト、平日にもかかわらず2日間合計6200人が来場

 富士スピードウェイを舞台に行なわれたハースF1のTPC(旧車テスト)には、2日間で延べ6200人の観客が訪れた。

 ハースF1は8月6日と7日の2日間、富士スピードウェイでTPCを実施。初日にはリザーブドライバーの平川亮が2023年マシンVF-23のステアリングを握り、2日目には昨年スーパーフォーミュラとスーパーGTでチャンピオンを獲得した坪井翔が、F1マシンを初めてドライブした。

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 日本でF1のテスト、しかも公開でテストが行なわれるのは、近年では異例のこと。それもあり、平日にもかかわらず、富士スピードウェイには多くのファンが詰めかけた。

 初日は暑い中にもかかわらず3200人、2日目には3000人、合計6200人が来場し、2008年のF1日本GP以来、ずいぶんと久しぶりにはなったものの、富士を全開で駆け抜けるF1マシンの勇姿を楽しんだ。

 また来場したファンのために、ハースの横のガレージが解放され、ピットレーンを走るF1マシンを間近で見られる場所が作られたり、トークショーやサイン会の時間が設けられたりした。

 なおハースF1の小松礼雄代表は初日「スタンドが埋まるように、もっともっと来てもらえるようにしたい。F1を日本でもっと身近なモノにしたい」と語っていた。

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