【阪神】湯浅京己1軍に合流「支えてもらってここまで来られた」国指定難病から679日ぶり復活へ

<DeNA-阪神>◇24日◇横浜

阪神湯浅京己投手(25)が、1軍に合流した。出場選手登録され、1軍戦登板となれば、23年11月2日のオリックスとの日本シリーズ第5戦(甲子園)以来、レギュラーシーズン公式戦では同年6月15日オリックス戦(甲子園)以来、約2年ぶり、679日ぶりとなる。

「ワクワクしてる部分もありますけど、本当に緊張とかもすると思う。そこはしっかりと自分の力を出せるように頑張りたいなと思います」

昨年8月に国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受け、リハビリに励んでいた右腕。春季キャンプ中の2月22日には韓国ハンファとの練習試合(具志川)で実戦を復帰していた。

「思うように行かないこともたくさんあったりしましたけど。本当にたくさんの方に支えてもらって、とりあえずここまで来られたと思うので。お世話になった方々にたくさん恩返しできるように。1軍で投げてる姿をいっぱい見せたいと思います」

今季のウエスタン・リーグでは9試合計9回を投げ、4失点(自責2)で、防御率2・00の成績を残している。

DeNA対阪神 試合前、投手陣に笑顔であいさつする阪神湯浅(左)(撮影・垰建太)