【どこで人生を間違えた】見下していた義姉が、輪の中心で輝いてみえる。私はみんなから疎まれているのに…【第10話まんが】

親戚との付き合い方は人それぞれ、頼りになることもあれば距離を置きたくなることも…。58歳の千恵美さんは専業主婦として人生を歩んできましたが、最近は楽しみもなく無気力な毎日。対して近くに住む3歳年上の義姉・和子さんは、働きながら子ども2人を育て上げ、現在は充実した生活を送っている様子。羨ましく思った千恵美さんは、和子さんからオススメのお店を聞き行ってみることに。紹介されたお店はどれも好みに合わず、少し険悪な雰囲気になった2人。それでも和子さんからバザーに誘われたため、行ってみたら…

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田舎のノリは合わない

前話からの続き。

町内会のバザーは思いのほか賑わっていて、あちこちから笑い声や呼びかけが聞こえてきました。

けれど私はというと、その輪に入ることができず、気がつけば会場の隅でぽつんと立っていました。

なんとなく場に馴染めず、どこか浮いているような気がしてなりませんでした。

千恵美ちゃんのそういうとこが↓↓↓

まわりと距離を生むんじゃない?

これが私…↓↓↓

どこで人生を間違えたんだろう

「好かれなくてもいい」そう思ってきたはずなのに、今はふと考えてしまいます。

私にふさわしい人って、どこにいるんだろう……。

窓辺に立ち、遠くの公園から聞こえる笑い声をぼんやりと見下ろしました。その楽しげな空気は、私にはどこか縁のないもののように感じられました。