中田英寿さん 岡山芸術交流を辞退 想定の旧内山下小 使用不可要因か
中田英寿さん 岡山芸術交流を辞退 想定の旧内山下小 使用不可要因か
岡山市中心部で9～11月に開かれる現代アートの祭典「岡山芸術交流」の実行委員会は23日、出展する予定だったサッカー元日本代表の中田英寿さん（48）が参加を辞退したと明らかにした。展示会場として想定していた旧内山下小（同市北区丸の内）が老朽化で使用できなくなったことが要因とみられる。
実行委事務局の岡山市によると、中田さんは昨年12月、同市の視察に訪れ、旧内山下小での展示を想定した作品に関する企画書を提出していた。しかし、今年に入り、点検で校舎の外壁の劣化が進み、安全性の観点から使用できないことが判明したという。
23日開かれた総会で報告された。中田さんはサッカー選手を引退後、全国各地を巡りながら日本の伝統文化や産業を国内外に発信する活動に取り組んでおり、昨年11月に公表された出展作家30組の一人に含まれていた。
映画監督のマティ・ディオップさん（フランス）も辞退し、出展作家は28組となった。
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