2匹の猫たちの「ビー玉遊び」 まさかの役割分担に思わずニッコリ
2匹の猫たちの「ビー玉遊び」 まさかの役割分担に思わずニッコリ
役割分担してビー玉遊びをする猫ちゃんがXで注目を集めています。投稿したのは、Xユーザーの「@cat_anko3」さんです。
当投稿は記事執筆時点で19万回再生されるなど話題となっています。
また記事中では、猫の飼育費用についてもご紹介します。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
猫とビー玉遊びをしてみると
木の枠を使ってビー玉を転がすと
「ねこたち協力してビー玉を返してくれる」というコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。
そこに収められているのは2匹の猫ちゃん。木の枠の周りに集まって@cat_anko3さんと「ビー玉遊び」を楽しんでいるようです。
ビー玉を転がすと、奥にいるもなかくんが見事にキャッチ。しばらくビー玉をキープしています。
猫たちの見事な役割分担
もなかくんがキャッチ、あんこくんが転がす
もなかくんがキャッチしたビー玉を、今度は手前のあんこくんがチョイチョイ。
ビー玉を確認すると、おててを使って「チョン」とビー玉を転がし返しました。2匹で役割を分担しているような光景に、思わず驚いてしまいますね。
「見事なチームワーク!」など反響
もなかくんとあんこくんの「ビー玉遊び」の様子が投稿されると、
・「見事な役割分担です」
・「ほんとに協力してる…」
・「協力してビー玉を返しましたね!見事なチームワーク!」
こうしたコメントが数多く寄せられ盛り上がっています。
ぱっちりおめめがチャーミング
最後に、投稿者さんに詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。
――出会いのエピソードを教えてください。
お店で出会いました。子供が入院していたのですが、退院日にちょうどオープンしたペットショップがありました。
自宅から遠く、入院していなければ行くことのないところでしたので、運命的な出会いを感じたことを覚えています。
――お名前の由来はありますか?
小さい時から猫を飼いたくて、飼うなら性別に関わらずあんこにしようと思っていました。かわいいので(笑)。
――普段はどのような子ですか?
好奇心旺盛で甘えん坊です。何か荷物が届くとすべて匂いをチェックしますし、仕事から帰ってくると玄関のドアからはみ出てお出迎えしてくれたり、ソファに座ってるとお膝に乗ってきたりします。
――自慢のポイントは何ですか?
ぱっちりお目目と、充電されたりエアコンの上でポージングしたり、変な動きをするところです。
――以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。@cat_anko3さん、ありがとうございました!
@cat_anko3さんは、今回ご紹介した投稿のほかにも、愛猫の投稿をたくさんしていらっしゃいます。
気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。
(以下引用)
ねこたち協力してビー玉を返してくれる🤭 pic.twitter.com/7PDDsW85fT
— あんこともなか🐾充電ねこ (@cat_anko3) July 26, 2025
(以上引用)
猫の飼育費用事情:2020年~2024年にかけて年々上昇
食事中の猫の様子
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和6年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。※数値は毎月の支出額平均
猫に関する支出総額(※医療費等含)
治療中の猫
・2020年:8289円
・2021年:9138円
・2022年:9341円
・2023年:1万171円
・2024年:1万1004円
市販の猫主食用キャットフード
・2020年:3194円
・2021年:3504円
・2022年:3709円
・2023年:3748円
・2024年:4203円
市販の猫おやつ用キャットフード
・2020年:1460円
・2021年:1481円
・2022年:1851円
・2023年:1885円
・2024年:1913円
上記データを見ると、2020年から2024年の5年間で猫の飼育経費は毎年増加していることがわかります。
アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
おもちゃで遊ぶ猫
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
・1位 34.4%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
・2位 25.7%:世話をするのにお金がかかるから
・3位 24.4%:別れがつらいから
・4位 22.2%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
・5位 18.8%:死ぬとかわいそうだから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
部屋の中で過ごす猫
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
・1位 44.5%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
・2位 29.9%:不幸な動物を助けてあげたいと思ったから
・3位 20.8%:心の健康を維持・改善できると思ったから
・4位 17.5%:愛情をかける対象が欲しいと思ったから
・5位 17.0%:家族内のコミュニケーションを増やしたいと思ったから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が44.5%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
また、猫との暮らしを考える中で、かかるお金や注意すべき点はいくつかあります。
将来のお金について不安に感じる方もいるのではないでしょうか。最新データから現代の状況を把握して、正しい知識を身につけたいものです。
参考資料
・@cat_anko3
・一般社団法人ペットフード協会「令和6年 全国犬猫飼育実態調査 猫 飼育・給餌実態と支出」
・一般社団法人ペットフード協会「令和6年(2024年)全国犬猫飼育実態調査 飼育阻害要因」