『夫の赤ちゃん返り』で見られる5つの行動 主な原因と対処方法を解説
『夫の赤ちゃん返り』で見られる5つの行動 主な原因と対処方法を解説
夫の赤ちゃんの原因
夫婦二人だったときは、よく気が付いていろんなことをしていたのに、これから大変になることが決定している子どもの誕生をきっかけに動きが悪くなる夫はいるものです。子どもの誕生によって家庭内の優先順位が変化し、夫婦から親子、パパママの役割を担うことになるので、家庭内でのパワーバランスがとりづらくなって夫が赤ちゃん返りすることがあります。
夫の赤ちゃん返りに見られる行動とは、どのようなものがあるのかをまとめました。
『夫の赤ちゃん返り』で見られる5つの行動
夫の赤ちゃん返りに見られる行動は、子どもの赤ちゃん返りとは異なる点が多いです。
1.家事や育児に非協力的な態度をとる
子どもが生まれるまではしっかり大人としての役割を全うできるような家庭内での役割を果たしていたのに、子どもが生まれたら家のことをしなくなるのも、夫の赤ちゃん返りの特徴です。
・脱いだら脱ぎっぱなし
・出しっぱなし
・子どもの面倒を見ない・スマホを見ながらなどの”ながら育児”ばかりする
・家事が残っているのを確認しており、妻が子供に手を焼いているのを承知の上で、家事を放置など
家事や育児に邁進する妻に甘えていたり、自分の方を見て欲しいという欲求が強い夫がやりがちな行動といえます。
2.今まで自分でこなしていたことを、手伝わせようとする
今まで自分でやっていたことなのに、子どもが生まれてから妻にいろいろなことを手伝わせようとする夫もいます。
・家事全般
・買い物についてきてほしいなど、一緒に外出したがる
・できていたことなのに、「できない」「やって」と言いたがるなど
子どもの「ママやって」という甘えと似ている感覚で、自分に目や手をかけて欲しい、子どもばかりで寂しいといった心理が働いている可能性があります。
3.妻に対し、大きな負荷をかけるような駄々をこねる
子どもの世話で手が離せないのに、今は無理だろうというタイミングで妻に自分の世話などをさせたがる夫もいます。
・子どもが泣いているのに、自分の食事の世話をさせる
・妻が疲れているのに、夜の営みをせまるなど
子どもばかり見ていないでこちらを向いてほしい、自分だけ見て欲しいという気持ちの表れである可能性もあるでしょう。
4.子どもとはり合いたがる
幼い子どもと、遊びを交えて張り合うのは、悪いことではありません。しかし、子どもを泣かせて勝ち誇っているような態度をとる場合は、赤ちゃん返りしている可能性があります。度が過ぎた大人げない行動を取り続けていると、エスカレートする可能性があるので注意してください。
5.家庭を投げ出し、自分の趣味などやりたいことに没頭したがる
子どもの誕生で子どもに手がかかるのに、自分のことを優先させたがるのも、夫の赤ちゃん返りに見られやすい行動の一種といえます。
・趣味の時間を作りたがる
・仕事が帰りにお酒を飲む
・休日になると友達と遊びに行く予定を立てて一人で遊びに行くなど
子どもとの接し方に戸惑っていたり、家庭という狭い環境に一度距離を置きたいといった思考が働いている可能性があります。
夫の赤ちゃんへの対処方法
夫の赤ちゃん返りへの対応は、以下のものがあります。
・夫婦水入らずの時間を作る
・状況を見て、夫の肩を持ったり夫を優先する
・やってくれたことに対して、感謝の気持ちを伝える
・自分の両親や夫の両親と会い、自分たちも子どもだったということを思い出すなど
夫の赤ちゃん返りを、頭ごなしに否定したり、さげすむような言葉を言ってしまうと、場の空気が悪くなり夫婦仲が悪くなるきっかけにつながります。相手を否定せず、できるだけ寄り添った行動や言動を心がけてみてください。
まとめ
夫の赤ちゃん返りは、どんな家庭でも起こる可能性があります。しっかりしている人でも起きる可能性があることなので、自分の夫だけは大丈夫と思い込まないほうが良いかもしれません。