日本にわずか12人!『世界ジェラート騎士』の称号を21歳で獲得した“神様”が作る絶品ジェラートにヒロミ&孝太郎が舌鼓
日本にわずか12人!『世界ジェラート騎士』の称号を21歳で獲得した“神様”が作る絶品ジェラートにヒロミ&孝太郎が舌鼓
ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が8月9日に放送。ジェラートの本場イタリアの世界大会で2位になったジェラートを紹介した。
道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。沖縄のラジオパーソナリティーのナガハマヒロキさんに紹介してもらった沖縄の神は、本場イタリアで認められて『世界ジェラート騎士』という称号を持っているという、世界2位になったジェラートの神・米盛勝也さん。さっそくスタッフが沖縄本島の最南端・糸満市にある米盛さんの店『ピエノマジェラート』に行くと、本人に会うことができた。
ジェラードの神・米盛勝也さん
『世界ジェラート騎士』とはローマに本部を置くイタリアジェラート協会から与えられる称号。技術面はもちろん将来性などが厳しく審査され、現在その称号を持つ日本人はわずか12人。イタリア国内のジェラート専門店の数はおよそ4万店。日本全国にあるセブンイレブンの数がおよそ2万店舗なので、イタリア人にとってのジェラートの存在の大きさがわかる。そんなジェラートの本場の国際大会で、21歳の初出場で日本人で初めて準グランプリになった米盛さん。「難しいのかどうかもわからなくて、取れちゃったっていう感じですよね」と、打ち明ける。
『世界ジェラート騎士』の称号
18種類もの色鮮やかなジェラートが並ぶ中、神1番のこだわりは地元沖縄の食材を使うこと。シークヮーサーオレンジバジルという、沖縄のシークヮーサーを使ったもの、月桃という沖縄のムーチーと呼ばれる餅の葉っぱを使ったジェラートもあるという。
常に18種類もの色鮮やかなジェラートが並ぶ
米盛さんは高校卒業後、地元沖縄のホテルでフロント業務をしていた。そこで、彼の運命を変える出会いが。その人物こそ、日本ジェラート界の第一人者・柴野大造さん。柴野さんは、世界ジェラート騎士よりも位が高く、世界でたった10人しかいない『世界ジェラート大使』に認定されており、NHK『プロフェッョナル 仕事の流儀』にも密着された、まさにレジェンド。「本当にスゴく感動して、おいしくて。素直にここまで人を幸せにする食材があるんだ」と初めて食べた柴野さんのジェラートに感動。すぐさま米盛さんは弟子入りを志願。ホテルの仕事を辞め、柴野さんが拠点を置く石川県へ渡り、一からジェラート作りを学んだという。米盛さんは寝る間を惜しむほどの努力を重ね、たった2か月半で50種類ものレシピを習得。そして2017年、ジェラート職人になってからわずか1年で世界2位になった。
世界2位になった“ビーツ”を使ったジェラート
世界2位になったジェラートでメインに使ったのは、沖縄県産の根菜“ビーツ”。まずはビーツを2時間煮込み、別のフライパンに水・ミント・ローズマリーを入れ香りを出すためレモンの皮を削る。さらにレモンの果汁を搾り、皮を丸ごと投入。これを15分ほど煮立たせたら、先に煮込んだビーツに、砂糖と共に加え、よく混ぜ合わせる。混ぜ合わせた材料を急速冷凍機に流し込み、待つことおよそ10分でビーツが主役のジェラートが完成した。
沖縄県産の根菜ビーツ
「ビーツの臭みというか、土臭さって僕ら表現しますけど、土臭さも残しつつ、まろやかな感じに仕上げてるんですけど、パンチは結構まだある感じですよね」と米盛さん。米盛さんの作るジェラートは、計算式を使わずに、食材の感覚で作っていくという。「畑の環境とか土とか作り方によって変わるので、農家さんとお話ししてその素材を頂いて、実際にそこで生かじりというかすぐ食べて、でそこから感覚つかんで一旦持ち帰ってから何回もトライしてどんどん作っていきますね」と、何十回何百回と繰り返し作っていくと言い、店頭に並ぶときも毎回同じもの出ないという。
スタジオのヒロミと孝太郎も、VTRに登場した月桃と枝豆、2種類のジェラートを試食。初めて食べる月桃に「やっぱね、ちゃんと葉っぱ感も残ってる」と、月桃の葉っぱがジェラートになっていることに感心した。
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