徐々に嫌われていく人のNG行動8選!第一印象が良くても人が離れる理由
徐々に嫌われていく人のNG行動8選!第一印象が良くても人が離れる理由
最初は好かれても徐々に嫌われることは珍しくない
「第一印象がいい人」はたしかに魅力的です。しかし、人間関係では初対面の印象がすべてではありません。最初の好印象が徐々に薄れ、いつの間にか嫌われてしまうケースも少なくありません。
実は徐々に嫌われてしまう人には、ある共通した特徴があります。それは本人が自覚していないことも多く、小さな習慣やクセが原因となっている場合があります。
自分では気づかないうちに、周りが離れていくのはつらいことです。なぜ徐々に嫌われてしまうのか、その理由となる行動を具体的にみていきましょう。
徐々に嫌われる人がやっている8つのNG行動
人間関係が徐々に悪化する理由は、本人が気づきにくい行動にあります。ここからは、多くの人が共感する「嫌われる原因」となる行動を取り上げ、その理由を丁寧に解説します。もしも当てはまるものがあれば、すぐにでも改善を始めましょう。
①自分の話ばかりで相手の話を聞かない
人は誰でも自分の話を聞いてもらいたいものです。しかし、会話の中で常に自分の話題を優先し、相手の話を遮ってしまう人は徐々に嫌われます。
自分の話ばかりする人は、「自分に興味がない」「尊重されていない」と相手に感じさせてしまいます。その結果、相手は徐々に距離を置きたいと思うようになります。
また、相手の話を聞かないと、信頼関係も築けません。「この人は自分のことしか考えていない」と感じさせるため、最初は我慢していた相手も、次第にあなたとのコミュニケーションを避けるようになるのです。
会話をするときは、自分が話すよりもまずは相手の話をじっくり聞く習慣をつけましょう。
②いつも自分が正しいと思っている
いつも自分が正しいと思い込んでいる人は、周囲に無意識に圧力をかけてしまいます。こうした人は、自分の意見に賛同しない人を軽く見たり、間違いを指摘されたときに不機嫌になったりします。
人間関係は相互理解が基本です。相手の考えを尊重せず、「自分の考えだけが絶対に正しい」という態度をとると、相手はあなたと話すことを疲れると感じます。結果として、徐々に人が離れてしまうのです。
自分の意見を持つことは大切ですが、それ以上に相手の考えを認める心の余裕を持つようにしましょう。
③マウントを取って相手を見下す態度をとる
会話中に相手の話を否定したり、自分の方が上だとアピールする行動は、最も人を不快にさせる原因の一つです。
マウントを取る人は、無意識に相手を下に見ています。そのため相手は傷つき、コミュニケーションをとること自体を避けるようになります。また、自慢話ばかりで相手の話を上書きしようとする人も同じです。
相手を尊重する気持ちを持ち、会話は常に「対等」であることを意識しましょう。自慢話をしたくなったときは、一度立ち止まって「相手が聞きたい話か?」と考えてみることです。
④気分で態度や指示がコロコロ変わる
気分によって態度が大きく変わる人は、周囲の人を振り回してしまいます。例えば、昨日は笑顔で許可したことを今日は機嫌が悪いからダメだと言ったり、理由なく突然冷たく接したりします。
このように態度が一貫しないと、相手は次第に「何を基準に動けばいいのかわからない」と混乱します。また、理不尽に感じてストレスも溜まります。特に仕事などのチーム環境では、信頼を失いやすくなり、距離を置かれることになります。
相手に安心感を与えるためには、できるだけ気分に流されず、一貫性のある態度や判断をすることが大切です。
⑤仲が良くなると、きつい言葉や態度をとる
親しくなると気が緩んでしまい、つい冗談半分で相手を傷つけるような言葉を言ってしまうことがあります。しかし、相手が親しいからといって何でも許してくれるわけではありません。
むしろ仲が深まったからこそ、相手の気持ちを思いやった発言や行動が求められます。きつい言葉を冗談のつもりで言っても、相手は密かに傷ついていることが多く、積み重なることであなたへの不満が蓄積していきます。
「親しき仲にも礼儀あり」を忘れず、相手を思いやる気持ちをいつでも持つようにしましょう。
⑥噂話や陰口、愚痴が多い
他人の噂話や陰口、愚痴が多い人は徐々に嫌われます。噂話や陰口をよくする人に対して、周りの人は「自分も陰で言われているのでは?」と不安に感じてしまうからです。
また、愚痴を頻繁に言う人は、周囲にネガティブな感情をまき散らしてしまいます。人はネガティブな話題ばかり聞かされると疲れてしまい、その人との交流を避けるようになります。
愚痴や噂話が好きな人ばかりが集まってしまうと、周囲から孤立することにも繋がります。普段から明るくポジティブな話題を心がけ、悪口やネガティブな話題は意識的に避けましょう。
⑦何度言われても同じ間違いを繰り返す
同じ間違いを何度も繰り返す人は、周囲の信頼を失いやすくなります。なぜなら、人間関係や仕事の基本は、相手に「話をちゃんと聞いている」「注意されたことを覚えている」と感じさせることだからです。
同じミスを繰り返すと、周囲の人はあなたに対して「真剣に考えていない」「改善しようとしていない」と感じます。結果として、重要なことを任せられなくなったり、あなたとのコミュニケーションを面倒に感じたりするようになります。
ミスを指摘されたらすぐにメモを取ったり、自分なりの改善策を考える習慣をつけましょう。改善しようという姿勢を見せることが、信頼回復の近道です。
⑧人によって態度を変える
相手の立場や状況によって態度をころころ変える人は、徐々に周囲から信頼されなくなります。例えば、上司や自分にとってメリットのある人には丁寧で親切な態度を取り、後輩や立場が弱い相手には横柄に振る舞う人がいます。
こうした態度は必ず周囲に気づかれます。そして、周囲の人はあなたの本性を「計算高く信頼できない」と判断し、徐々に距離を置くようになります。人間関係で最も大切なのは「誰に対しても公平であること」です。
自分にとって利益があるかどうかで態度を決めるのではなく、常に相手への誠実さと公平性を意識しましょう。
周囲に嫌われないために気をつけること
徐々に嫌われないためには、相手への思いやりを常に持つことが一番大切です。人があなたとの交流を避けるのは、あなたが相手を疲れさせたり、不安にさせたりしているからです。
改善するためには、日常の小さな行動から見直すことが重要です。
・相手の話を途中で遮らず、最後まできちんと聞く
・自分と違う意見も尊重し、相手の考えを否定しない
・ネガティブな話題や愚痴は控え、明るく楽しい話を意識する
・親しくなっても言葉遣いを丁寧にし、相手を傷つけないよう配慮する
これらを少しずつ実践するだけで、人間関係は大きく改善します。普段から意識して習慣化しましょう。
まとめ
徐々に人が離れていく人は、周囲への配慮や心配りが不足していることが多いものです。自分が無意識にしている行動を客観視するには、身近な信頼できる人に率直な意見を求めることも効果があります。
また、人間関係で大切なのは「相手に与える」姿勢です。自分が相手に何を与えられるかを考え、相手を喜ばせる行動を増やせば、自然と周囲に人が集まるようになるでしょう。