猫の性格は『6つのタイプに大別』できる!それぞれの特徴とうまい付き合い方をご紹介
猫の性格は『6つのタイプに大別』できる!それぞれの特徴とうまい付き合い方をご紹介
「6タイプ別」猫の性格とは?
1.甘えん坊タイプ
人の後をついて回ったり、すぐ膝の上に乗ってくる子は、スキンシップがご褒美なタイプです。とにかく人が大好きで、抱っこやナデナデが何よりのごほうびになります。
飼い主としては嬉しい反面、忙しいときにまとわりつかれると少し大変かもしれませんね。でもこのタイプの猫は、無視されると不安になりがちで、行動がエスカレートしてしまうことがあります。
近づいてきたらスキンシップをとる、毎日決まった時間に遊ぶようにするなど、接し方にメリハリをつけると満足して落ち着くことが多いです。
2.マイペースタイプ
自分の時間を大切にする、いわゆる「気ままな性格」で、干渉しすぎはNGなタイプです。
距離を取りたいときは触らせてくれないこともあり、無理に構おうとすると警戒心を持ってしまうので、「猫のペースを尊重する」ことが大切です。
たとえば、近くにそっと座って、猫が寄ってくるまで待ってみると自然に距離が縮まります。好きなタイミングで自由に行動できることを好むため、スキンシップを嫌がり始めたら気持ちを尊重してあげましょう。
3.警戒心強めタイプ
新しい物音や来客に敏感、すぐに隠れてしまう子は、安心できる環境を整えることで飼い主との距離が縮まるタイプかもしれません。
もともと慎重な性格なので、「怖いことが起きない」と理解するまで時間がかかる傾向があります。
急な動作や大きな音を控え、猫が不安になったときに逃げ込める隠れ家スペースを用意してあげると落ち着きやすくなります。
信頼を得るには少し時間がかかりますが、そのぶん絆が深まったときの感動はひとしおです。
4.好奇心旺盛タイプ
おもちゃを見せるとすぐ反応する、知らない人が来てもへっちゃら。そんな子は遊び好きな好奇心旺盛タイプです。
エネルギーがあり余っていることも多く、十分に遊んであげないと夜中にかけまわったりイタズラが増えたりすることもあるでしょう。
このタイプの猫には、十分に遊ぶ時間を確保し、「飽きさせない工夫」をとることが大切です。日替わりでおもちゃを変えてみたり、段ボールで秘密基地を作ってあげたりすると毎日ワクワクしてくれます。
5.リーダー気質タイプ
「人に媚びない」「堂々としている」そんな印象のある猫もいます。これは群れの中でリーダー的な立ち位置を好む性格のタイプです。
人や同居猫に合わせるよりも自分の意思を優先する傾向があるため、自立心を尊重して「猫を立てる接し方」が効果的です。
コミュニケーションをとる際は、無理に抱っこしようとせず、猫が来てくれたときに感謝するくらいがちょうどいいでしょう。
6.世話好きタイプ
ほかの同居猫や飼い主の顔をなめたり、体をこすりつけたりする子は「お世話好き」な傾向にあります。まるで「大丈夫?」「元気?」と気にかけてくれているようなそぶりを見せ、まわりをよく見ています。
こういう子は情が深く、人の表情や声色にもよく反応しますので、まさに「心の支え」のような存在です。
飼い主も同じように優しさをお返しする気持ちで愛情表現を返すと、より深い信頼関係が築けるでしょう。
性格は成長とともに変化することも
実は、猫の性格は一生固定というわけではありません。子猫時代はやんちゃでも、大人になるにつれ落ち着いたり、逆に環境の変化で甘えん坊になることもあります。
猫と仲良く暮らすには「今の性格に合わせた接し方」がとても大切です。過去の印象だけで判断せず、今の様子を観察しながら付き合っていくと、猫も安心して心を開いてくれます。
まとめ
猫にも人と同じように、性格にいろんなタイプがあります。その子の性格を理解してあげると、「なぜこんな行動をするの?」が少しずつ見えてきて、接し方にも自信が持てるようになります。
性格のベースが甘えん坊でも、慎重派でも、みんなそれぞれ違った側面を持ち合わせていることも多いです。
性格の型に当てはめすぎず、その子の個性を尊重しながら、心地よい接し方、距離感を築いていくことで、猫との暮らしをさらに豊かにしてくれるでしょう。