バンス氏、ゼレンスキー大統領に伝えた“一言”にSNSで批判の声「侮辱している」「嫌なやつ」
J・D・バンス米副大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の関係が再び話題となっている。
2025年8月18日 / Anna Moneymaker / Getty Images
2025年8月、ゼレンスキー氏は約半年ぶりホワイトハウスに訪問し、ウクライナ情勢をめぐる会談を行った。
2025年2月の会談時、バンス氏はゼレンスキー氏に対し「一度でも我々に感謝したことはあるのか？」と発言し、口論に発展した。
2025年2月28日 / Saul Loeb / Getty Images
ゼレンスキー氏は「何度もありますよ、今日もしました」と返したが、場の空気が緊迫。
2月の会談で、トランプ氏とも激しい口論となったゼレンスキー氏は、予定を切り上げてホワイトハウスを立ち去っている。
今回のゼレンスキー氏の再訪時、バンス氏は自称「アイスブレイク（場を和ませる発言）」をしていたとして注目を集めている。
Fox News
8月21日、Fox Newsのインタビューでバンス氏は以下のように語った。
「ゼレンスキー氏が大統領執務室に入ってきたんです。その後、私はゼレンスキー大統領やトランプ大統領、ウクライナ代表団の高官たちと話していました」
そしてバンス氏はゼレンスキー氏に対して、こう言ったという……
「『大人しくしてくれていたら、（記者会見で）何も言わないから』と冗談めかして伝えました」
Fox News
「彼（ゼレンスキー氏）は少し笑っていました。良いアイスブレイクになったと思います」と、バンス氏は語った。
この発言を紹介した動画は、200万回以上再生されている。
動画を見た多くの人が、バンス氏の振る舞いに嫌悪感を示しているようだ。
💬「バンス氏は嫌なやつのように振るまったら場が和むと思ってるのかな」
💬「副大統領って、今まででいちばん好かれない人物なんじゃないか」
💬「こんなこと（おとなしくしておけば……）。プーチンやネタニヤフには絶対言えないくせに」
💬 「ゼレンスキーを侮辱しようとする執念を感じる」
この記事は英語 から翻訳・編集しました。翻訳：香川 晴彦
