児童の前で校長怒鳴る 小学校の男性教諭を減給処分
小学校に勤務する男性教諭が、児童の前で校長を大声で罵倒したなどとして、減給の懲戒処分となりました。
それは、今年5月のこと。騒ぎを起こしたのは、神奈川県相模原市の小学校で3年生の担任をしていた23歳の男性教師です。
市によると、男性教師はその日の朝、校長と面談を行っていたため、いつもより遅れてクラスの朝の会に出席することに。この遅れたことについての児童への説明や謝罪を校長に要求したといいます。
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校長は、クラスに出向いて謝罪。しかし、男性教師は――
男性教師(23)
「はっきり言ってください!自分は児童を守る責任がある!」
大声で校長を怒鳴りつけ、罵倒。あまりの勢いに泣き出す児童もいたといいます。
この男性教師、新年度が始まって以降、職場の秩序を乱すような行為を繰り返していたようです。ある時は、校外学習の引率を巡り――
男性教師(23)
「引率の先生を交代しないと年休をとる」
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また、通知表を作成する上での評価資料の取りまとめを怠ることもあったといい、学校や保護者は、教育委員会に相談していたといいます。
男性教師は今年6月から1か月間、体調不良を理由に休職することに。その直前、クラスにはこう報告したといいます。
男性教師(23)
「あしたから休むのは、ある教員からいじめを受けたから。その先生の言うことは聞かなくてもいい。このことは言わないでほしい」
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いじめを受けていた。市によると、そのような事実はないようです。
ただ、新年度が始まった直後、職員会議で校長が話している時に、男性教師が笑っているような表情を浮かべたため、別の教員が注意したことはあったといいます。
男性教師(23)
「4月から自分の言動で子供や保護者に迷惑をかけたことを重く受け止めている」
現在、復職していますが、担任は外されているということです。