料理家・栗原はるみ「さりげないのに思いが伝わる」誰でも簡単なギフトの贈り方4つ
75歳でレシピやライフスタイルを紹介する雑誌『栗原はるみ』を創刊。
号を重ねながら、雑誌の企画で挑戦したギターが新しい趣味になったり、猫を飼いはじめたり……。料理はもちろん、自分らしくひとりでも楽しく暮らすためのヒントを発信し続けている料理家の栗原はるみさん。
そんな栗原さんが、誌面だけではどうしても伝えきれない料理のコツ、そして何より料理を作ることの楽しさ、丁寧な暮らしのエッセンスをお届けするオンライン料理教室を9月にスタートさせます。
6月、7月にお届けした無料のインスタライブレッスンは、一週間で約7万人以上が視聴するなど、大反響!

料理家・栗原はるみ「さりげないのに思いが伝わる」誰でも簡単なギフトの贈り方4つ
今回は、栗原さんの贈り方のアイデアを4つご紹介します。
容器や包み紙、紐やテープにさり気なく思いを込めましょう。
①ふたとフォルムがチャーミングなものを

万能だしやしょうゆ、めんつゆ。ジンジャーシロップにゆずこしょう、梅干しなど。
たれやソース、 調味料や漬物をさしあげることが多いので、ジャムやメープルシロップなどの瓶をとっておきます。
赤いギンガムチェックのふたでお馴染み、ボンヌママンのジャムの瓶など、ふたや形がかわいいものは発想しだいで保存容器以外の使い道も!
意外なところで素敵な瓶が見つかるので、いつもアンテナを張り巡らせています。
②紙ナプキンをカラーコピーして、包み紙に

かわいい紙ナプキンをいつも探しています。
手作りのお菓子やパン、靴下などのちょっとしたプレゼントをもらうとき、素敵な包装紙に包まれていたらうれしくなるでしょう?
写真は海外の雑貨店で見つけてきたもの。とくに気に入ったものはたくさんコピーしておいて、大勢来客がある時にランチョンマットやラッピングに使います。
柄ものもいいですが、真っ赤やブルーなど、無地もいいですよね。
③マスキングテープを一筆箋に、ブーケは庭のハーブを

手紙と花束をいただくと、きちんとお返しをしなくてはという気持ちになります。
なので私からプレゼントをするときはマスキングテープにひと言メッセージを。
花束も自宅の庭で採ったハーブで。ローズマリーや、レモンマートルなど、 香りがいいものを束ねて渡します。
ミントは水につけておくと、そこから根や葉っぱが出てきて鉢で育てられるんですよ。
そういうアイデアをテープに書くこともあります。
④かわいい紐を結ぶだけで素敵な贈り物になる

贈り物の印象は、結ぶ紐の色や柄でがらりと変わるので、リボン、紙紐、テープ、麻紐などはストックしています。
買い物をしたときにラッピングで付いてくる紐も気に入ったものは捨てずに、くるくるときつめに巻いてセロハンテープで留めておきます。
そうするとしわが取れて、いつでも使える状態に。
自分が買って似合わなかったものには、プレゼントするために紐を結んでおくとわかりやすいです。