【平均年金の月額一覧】60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上の日本のシニア、みんな年金をいくらもらっているのか?

あなたの年金受給額は平均と比べて多い?少ない?

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【平均年金の月額一覧】60歳代・70歳代・80歳代・90歳以上の日本のシニア、みんな年金をいくらもらっているのか?

夏も終わりに近づき、秋の気配が感じられ始める2025年8月。この時期は、夏の間にゆっくりと過ごしながら、今後の人生について考える良い機会になったという方もいるかもしれません。

特に、老後の生活資金の柱となる年金制度は、将来を考える上で欠かせない要素です。年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造となっており、働き方や加入期間によって受給額に違いが出ます。

ご自身がいくら年金を受け取れるのか、その平均額はどのくらいなのかを知ることは、将来の生活設計を立てる上で非常に大切です。本記事で一緒に確認していきましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

国民年金だけ?厚生年金ももらえる?日本の公的年金制度のしくみとは

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公的年金制度は「2階建て」になっており、1階部分にあたる「国民年金」の上に、2階部分にあたる「厚生年金」が積み上がっている構造です。

原則として、国内在住の20歳以上60歳未満の全ての人が加入するのは「国民年金」で、年金保険料(※1)は全員一律です。保険料を全期間(480月)納付すると、65歳以降で満額(※2)を受給できます。もし未納期間があれば、その期間に応じて満額から差し引かれます。

一方、会社員や公務員などが国民年金に上乗せして加入するのが「厚生年金」です。収入に応じた年金保険料(※3)を納めます。受給額は、加入期間と在職中の収入に応じて計算されます。基本的には、加入期間が長く、収入が高かった人ほど、将来受け取れる金額は多くなります(ただし上限あり)。

※1 国民年金保険料:2025年度は月額1万7510円

※2 国民年金の満額:2025年度は月額6万9308円

※3 保険料額は標準報酬月額(上限65万円)、標準賞与額(上限150万円)に保険料率をかけて計算される

2025年度の年金額は+1.9%増に

公的年金の支給額は、年度ごとに見直しがおこなわれます。これは物価や現役世代の賃金の動きを踏まえたもので、令和7年(2025年)度の年金額も改定されました。

2025年度は、2024年度より1.9%の引き上げとなっています。

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令和7年度の年金額の例

2025年度の国民年金と厚生年金の年金額例

・国民年金(老齢基礎年金(満額)):6万9308円(+1308円)

・厚生年金:23万2784円(夫婦2人分)(+4412円)

※昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額6万9108円(対前年度比+1300円)

※厚生年金は「男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)」で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準

上記は「年金例」ですので、実際の受給額はライフスタイルに応じた年金加入状況によって変わります。

あくまで参考として捉え、ご自身の加入状況や今後の働き方などを考慮して、将来の年金見込額を試算することをおすすめします。

続いては、厚生年金と国民年金の受給額を一覧表をもとに見ていきましょう。

【年金一覧表】「厚生年金」の平均年金月額 60歳~90歳以上で1歳刻み

厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、60歳~90歳以上の各年齢の平均年金月額を確認していきましょう。

まずは厚生年金から見ていきます。

※厚生年金の年金額には、国民年金部分も含みます。

【厚生年金一覧表】60歳代(60〜69歳)

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【厚生年金一覧表】60歳代(60〜69歳)

・60歳:厚生年金9万6492円

・61歳:厚生年金10万317円

・62歳:厚生年金6万3244円

・63歳:厚生年金6万5313円

・64歳:厚生年金8万1700円

・65歳:厚生年金14万5876円

・66歳:厚生年金14万8285円

・67歳:厚生年金14万9205円

・68歳:厚生年金14万7862円

・69歳:厚生年金14万5960円

【厚生年金一覧表】70歳代(70〜79歳)

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【厚生年金一覧表】70歳代(70〜79歳)

・70歳:厚生年金14万4773円

・71歳:厚生年金14万3521円

・72歳:厚生年金14万2248円

・73歳:厚生年金14万4251円

・74歳:厚生年金14万7684円

・75歳:厚生年金14万7455円

・76歳:厚生年金14万7152円

・77歳:厚生年金14万7070円

・78歳:厚生年金14万9232円

・79歳:厚生年金14万9883円

【厚生年金一覧表】80歳代(80〜89歳)

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【厚生年金一覧表】80歳代(80〜89歳)

・80歳:厚生年金15万1580円

・81歳:厚生年金15万3834円

・82歳:厚生年金15万6103円

・83歳:厚生年金15万8631円

・84歳:厚生年金16万59円

・85歳:厚生年金16万1684円

・86歳:厚生年金16万1870円

・87歳:厚生年金16万2514円

・88歳:厚生年金16万3198円

・89歳:厚生年金16万2841円

【厚生年金一覧表】90歳以上

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【厚生年金一覧表】90歳以上

・90歳以上:厚生年金16万721円

※65歳未満の厚生年金受給者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢が引き上げられたため、報酬比例部分のみ受給している方も含まれる。

老齢年金の一般的な受給開始年齢は65歳です。65歳以降で見ると、厚生年金の平均月額は14~16万円台となっています。

【年金一覧表】「国民年金」の平均年金月額 60歳~90歳以上で1歳刻み

続いては、国民年金を確認していきましょう。

【国民年金一覧表】60歳代(60〜69歳)

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【国民年金一覧表】60歳代(60〜69歳)

・60歳:国民年金4万3638円

・61歳:国民年金4万4663円

・62歳:国民年金4万3477円

・63歳:国民年金4万5035円

・64歳:国民年金4万6053円

・65歳:国民年金5万9599円

・66歳:国民年金5万9510円

・67歳:国民年金5万9475円

・68歳:国民年金5万9194円

・69歳:国民年金5万8972円

【国民年金一覧表】70歳代(70〜79歳)

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【国民年金一覧表】70歳代(70〜79歳)

・70歳:国民年金5万8956円

・71歳:国民年金5万8569円

・72歳:国民年金5万8429円

・73歳:国民年金5万8220円

・74歳:国民年金5万8070円

・75歳:国民年金5万7973円

・76歳:国民年金5万7774円

・77歳:国民年金5万7561円

・78歳:国民年金5万7119円

・79歳:国民年金5万7078円

【国民年金一覧表】80歳代(80〜89歳)

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【国民年金一覧表】80歳代(80〜89歳)

・80歳:国民年金5万6736円

・81歳:国民年金5万6487円

・82歳:国民年金5万6351円

・83歳:国民年金5万8112円

・84歳:国民年金5万7879円

・85歳:国民年金5万7693円

・86歳:国民年金5万7685円

・87歳:国民年金5万7244円

・88歳:国民年金5万7076円

・89歳:国民年金5万6796円

【国民年金一覧表】90歳以上

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【国民年金一覧表】90歳以上

・90歳以上:国民年金5万3621円

※65歳未満で受給している国民年金の受給者は繰上げ受給を選択した方。

65歳以降の国民年金の平均月額は、いずれの年齢も5万円台でした。

みんなの「厚生年金と国民年金」 全体の平均額や男女別の平均額は?

ここまで、年齢ごとの平均年金月額を確認してきました。

続いては、男女別に年金月額ごとの人数と、全体の平均額を見てみましょう。

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厚生年金の平均額(全年齢)

「厚生年金」の平均年金月額

・〈全体〉平均年金月額:14万6429円

・〈男性〉平均年金月額:16万6606円

・〈女性〉平均年金月額:10万7200円

※国民年金部分を含む

「国民年金(老齢基礎年金)」の平均年金月額

・〈全体〉平均年金月額:5万7584円

・〈男性〉平均年金月額:5万9965円

・〈女性〉平均年金月額:5万5777円

国民年金は男女の平均年金月額に大きな差はありませんが、厚生年金は男女で6万円もの差が生じています。

要因としては、加入期間や在職中の収入に男女間で大きな差があるからと考えられます。

一般的に、男性の方が女性よりも平均勤続年数が長かったり、男性の方が女性よりも平均収入が高かったりすることが多いため、受給額に影響を及ぼしているのでしょう。

【もうすぐ年金受給年齢の方へ】年金受給開始時は、何をしたら良い?

ここでは、知っておきたい年金の基本について説明します。

原則として、65歳の誕生日を迎える3カ月前になると、日本年金機構から老齢年金請求書(事前送付用)が送られてきます。

そこにはあらかじめ、ご自身の基礎年金番号や加入記録などが印字されています。

なお、年金の受給開始年齢は原則として65歳ですが、特別支給の老齢厚生年金の支給対象となる場合には65歳を待たずに年金請求書が届きます。

「特別支給の老齢厚生年金」を受け取るための要件は、下記すべてを満たしていることです。

・男性の場合、昭和36年4月1日以前に生まれたこと

・女性の場合、昭和41年4月1日以前に生まれたこと

・老齢基礎年金の受給資格期間(10年)があること

・厚生年金保険等に1年以上加入していたこと

・生年月日に応じた受給開始年齢に達していること

※「特別支給の老齢厚生年金」の受給開始年齢は、生年月日と性別に応じて異なります。詳しくは日本年金機構のホームページでご確認ください。

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出所:日本年金機構「老齢年金請求書の事前送付」

請求書が送られてきたら、同封のパンフレットの提出方法を確認して提出します。提出しないと年金を受給することができませんので、注意しましょう。

※ご注意 なお、60歳台前半の特別支給の老齢厚生年金を受けている方が65歳になったときは、特別支給の老齢厚生年金に代わり、新たに老齢基礎年金と老齢厚生年金を受けることになります。この場合は改めて「年金請求書(国民年金・厚生年金保険老齢給付)」の提出が必要です。

まとめ

年金受給額は働き方や加入期間によって個人差があるため、中には人一倍老後資金を確保しておくことが望ましい方もいるでしょう。

最近は物価上昇などがあるため、貯金だけでは効率よく貯めることが難しい状況です。物価上昇対策としてNISAやiDeCoなどの制度を活用した積立運用を始める人が多くなっております。

成果によっては大きな成果を見込めるかもしれません。資産運用は商品によってリスクが異なりますので、自分に合った方法で将来資金を貯めていきたいですね。

参考資料

・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」

・厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」

・厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

・日本年金機構「老齢年金請求書の事前送付」

・日本年金機構「特別支給の老齢厚生年金」