いろんなクルマ出てるけど……やっぱりスズキ スイフトがコスパ最強説
国産新車で300万円以下の実用的AT車から選ぶ!! 乗ってると「カーマニア」っぽく見えるクルマ
カーマニアたるもの、やはり「マニア然」としたクルマに乗っていたいもの。しかし諸々の都合でそうはいかないこともある。そこで、「300万円以下の実用的AT車」という制約のなかから、カーマニアっぽく見えるクルマを選んでみた!!
※本稿は2025年6月のものです
文:清水草一/写真:スズキ、トヨタ、マツダ、スバル、ホンダ、ダイハツ、三菱、日産、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
【画像ギャラリー】いつだって「カーマニア」でいたい!! 300万円以下の実用的AT車の中から「マニアに見える」クルマを選ぶ(20枚)
やはりスズキ スイフトは外せない!
清水草一氏のイチオシはスズキ スイフト。スイスポでも申し分ないが、流通数が多くマニア感が若干薄れる。新型スイスポ(AT)が出たら無敵のマニア車かも!?
300万円以下の実用的AT車(新車)で、いま一番カーマニアっぽいのは、新型スイフトだ!
まず、シャシー性能がスバラシイ。エンジンは1.2L+マイルドハイブリッド。超絶地味だが、これまた隠れた実力派だ。しかも売れゆきがイマ一歩で、いまのところマイナー感アリ! 通ウケだ!
もちろん継続生産中のスイスポも、最高にカーマニアっぽいけど、ちょっと数が増えすぎた。新型スイスポ(AT)が出たら、しばらくは無敵のカーマニアっぽいクルマかも!
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トヨタなら……カローラスポーツ!
トヨタ カローラスポーツ。今どき、あえてスポーティなハッチバックを選ぶだけで、微妙にカーマニアっぽい
トヨタにはマニアックなクルマがいろいろあるが、みんな値段がお高い。ヤリスやアクアは安くていいクルマだけど、売れすぎていて特別感が弱い。
そんななか、カローラスポーツは、微妙にカーマニアっぽいと感じさせる。ヤリスでもアクアでもなく、アクシオでもツーリングでもクロスでもなく、あえてヨーロピアンなカローラスポーツを選んだのは、実はカーマニアだからでは? と思わせるのだ!
最近ハイブリッドだけになったけど、THSの走りの奥深さもカーマニア好み。
マツダ&スバルのマニア車は?
マツダ MAZDA3。全身カーマニアっぽさにあふれている。2Lでも300万円以下!
マツダは、300万円以下で買えるカーマニアっぽいクルマが豊富だ。マツダ3ファストバックは文句なし! カーマニアじゃなきゃまず買わない。MX-30に至っては、カーマニアもビックリのマニアックさだ。
スバルはブランド自体がマニアック。スバル車というだけでカーマニアっぽいと認識してもらえるが、近年の新車価格高騰で、ほとんどのモデルが300万円を超えた。唯一残っているのがインプレッサSTだ(OEM車除く)。
2Lのガソリンエンジンという、トラディショナルにしてシンプル、かつ地味なメカながら、乗ると実にいいクルマだ。この割り切った感じが、たまらなくマニアック! FFでもいいなら、装備が充実するスマートエディションも200万円台で用意されている。
軽自動車のマニア車は?
ホンダ N-ONE。誰が見たってカーマニアっぽい、実用的な軽のチャンピオン
カーマニアっぽいクルマは、多少マイナーでなければならない。「あえてコレを選ぶなんて通っぽい」と、マニアを唸らせなければならないのだ。
その法則に従うと、軽で最もカーマニアっぽいのは、ホンダのN-ONEだ。もれなく「RSのMT?」と思ってもらえる。ノンターボのATだって充分マニアっぽい。
ダイハツのタフトは、あえてハスラーじゃなくタフトを選んだというだけで、微妙にマニアっぽい。
売れ筋のスーパーハイトワゴンでは、唯一三菱 デリカミニがカーマニアっぽさを漂わせている。「ひょっとして、オフロードマニアの方ですか?」と思わせる空気感ゆえである。
日産 サクラは、「たぶんセカンドカーだな」「街乗りに割り切ってるな」という雰囲気がマニアっぽい。
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