アルピーヌのコラピント、ピレリタイヤテストでクラッシュ。自分のF1キャリアにもダメージか
アルピーヌのフランコ・コラピントは、8月6日にハンガロリンクで行なわれたピレリのタイヤテストで、マシンをクラッシュさせてしまった。
ピレリは定期的にテストを実施し、2026年に向けて新たなタイヤの開発を進めている。今回はハンガリーGP後のハンガロリンクに残り、2日間のテストで複数のチームが2025年のマシンで走行を行なった。初日の5日はアルピーヌ、マクラーレン、レーシングブルズが走行。2日目はアルピーヌ、フェラーリが担当していたようだ。
しかしコラピントはテスト2日目の朝、ハンガロリンクで最もコーナーのひとつであるターン11の右コーナーでクラッシュ。幸いコラピントに怪我はなかったようだ。
アルピーヌの広報担当者は「本日朝、ハンガロリンクでのピレリタイヤテスト2日目において、フランコ・コラピントがターン11でインシデントを起こした。フランコは現地の医療センターで診察を受け、問題ない」と述べた。

Franco Colapinto, Alpine
このクラッシュは、コラピントにとっては痛恨だと言えるだろう。ジャック・ドゥーハンに代わってシーズン途中からアルピーヌのシートを得たコラピントだが最高リザルトは13位と、物足りない成績だ。同じ期間で、チームメイトのピエール・ガスリーは13ポイントを獲得している。
予選ではガスリーがコラピントに対し7勝2敗。コラピントは予選で2度クラッシュもしている。
今もチームから評価されながら、レースごとに契約を結んでいるとされているコラピント。チームからいつでも解雇されかねない状況なだけに、今回のクラッシュは間違いなく彼のF1キャリアにマイナスに働くだろう。
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