鈴鹿8耐に現役日本人MotoGPライダー参戦はしばらくなさそう? 小椋藍、興味は「今のところ特にない」
2025年からロードレース世界選手権の最高峰MotoGPクラスに参戦している小椋藍だが、鈴鹿8時間耐久ロードレース参加には、今のところ興味がないという。
小椋は2024年にMoto2クラスでチャンピオンを獲得。日本人ライダーとしては2009年の250ccクラスで青山博一が王者となって以来、実に15年ぶりに頂点に立った。
今季はアプリリア陣営のトラックハウスからMotoGPクラスに昇格。序盤戦で印象的なパフォーマンスを示しつつ、MotoGPマシンへの適応を進めている。
現在MotoGPはサマーブレイク期間中となっているが、8月3日に決勝が行なわれた鈴鹿8時間耐久ロードレースにはMotoGPからヨハン・ザルコとジャック・ミラーが参戦し、大いにレースを盛り上げた。その他にもMoto3やMoto2クラス、WSBKといった世界選手権から参戦する日本人ライダー・海外ライダーも居たが、日本の小椋は参加しなかった。
2000年代ではバレンティーノ・ロッシをはじめとして、かつては名だたるGPライダーが参戦してきた鈴鹿8耐。先輩の日本人ライダーも鈴鹿8耐では名レースを繰り広げてきた。
しかし、小椋は今のところ鈴鹿8耐に参戦するつもりは無いという。
先日行なわれたスポーツ功労者顕彰の顕彰式に出席した小椋は、鈴鹿8耐参戦の興味を尋ねられると、あっさりとこう答えた。
「いや、特に無いですね。今のところ」
一方で今年鈴鹿8耐に参戦したジャック・ミラーは、MotoGPの同僚たちには鈴鹿8耐にぜひ出るべきだと勧めると語っていた。
「(MotoGPの)みんなには暑いとかキツイとかそういうことは言わないんだ。『最高だから。行けって絶対』ってね。やっぱり体験して初めて感じることが大事だと思うよ」
「だからそういった暑いとかタフだとかそういった話はしないし、ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)には常に、『早く参戦してみろ』ってずっと声を掛けてるんだ」
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