アストンマーティン、FP1欠場したアロンソの現状を説明。怪我からの回復優先も「FP2からマシンに戻る予定」
アストンマーティンのチーフトラックサイドオフィサーであるマイク・クラックが、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目を欠場することになったフェルナンド・アロンソの負傷について詳細を明らかにした。
アストンマーティンはハンガリーGPの走行開始を数時間後に控えた金曜日の朝に、アロンソがFP1に出場せず、リザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチが代役を務めることを明かした。
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FP1に先立ち、motorsport.comなどのメディアの取材に応じたクラックは、現地時間17時に予定されているFP2でアロンソが復帰することを目標としていることを明らかにした。
「フェルナンドはスパの後、軽度の筋肉の問題を抱えていた。我々のスケジュールは過密であるため、回復に十分な時間はない。移動があるため、時には睡眠時間さえも足りない。それが問題のひとつだと思う」
「そのため回復時間を延長し、通常は最も重要度の低いセッションであるFP1を欠場する方針を採用した。計画では、フェルナンドはFP2以降再びマシンに戻ってくる予定だ」
とはいっても、FP1を欠場することでアロンソが得られる時間は数時間ほど。それがどれだけの差を生むのかを尋ねられ、クラックは次のように付け加えた。
「時間の問題ではないと思う。おそらく、周回数が減ることの方が時間そのものよりも重要だろう」
「だが我々は彼のシートポジションにいくつかの変更を加えた。昨日、彼にとってより快適にするための方法をいくつか確認した。彼は大丈夫だと確信している」

Fernando Alonso, Aston Martin Racing
またクラックは、代役を務めるドルゴビッチの準備は整っているため、代役出走はそれほど大変なことではないと語った。
「実際はより統一性があるんだ。同じテストプログラムを実行しているのか、調整をどうしているのか、という点でね」とクラックは言う。
「ドライバーの変更は比較的簡単だ。特に、サイズに大きな違いがないためだ。フェリペはすでに何度もテストを実行しており、FP1にも参加したことがある」
「したがって、ふたりのレースドライバーからフェリペへの変更は常に非常に簡単だ。すべて準備が整っている。また、ドライビングの面でもフェリペは非常に堅実で信頼できるドライバーだ」
「彼はフェルナンドが予定していたのと同じプログラムを実施する。なぜなら、我々は非常にクオリティの高い結果を得られるからだ。そして、その後どう進むかを見ていく」

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