フェルスタッペン、レッドブル加入200戦目「僕らにとってハンガロリンクは得意じゃないけど……予選結果が重要だ!」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、チーム加入200戦目となるハンガリーGPに向けてコメント。予選結果が重要になると語った。
フェルスタッペンは2015年のオーストラリアGPでトロロッソからF1デビュー。翌年のスペインGPからレッドブルに昇格すると、いきなり初優勝を手にした。そして今回のハンガリーGPでフェルスタッペンは、レッドブル加入200戦目という節目のグランプリを迎えることになる。
「今週のハンガリーGPは、チームとの200戦目になる。チームとしてこれまで成し遂げてきた成功を振り返り、未来を見据える、素晴らしい時間だ」
フェルスタッペンはハンガリーGPを前に、チームのプレスリリースに対してそうコメントを寄せた。
「夏休み前最後の頑張りどころだ。夏休みにチームは、シーズン後半に向けて少し休息し、エネルギーを充電し直すことができる」
なお前戦ベルギーGPでフェルスタッペンは、F1スプリントこそ優勝したものの、決勝レースでは4位と入賞を逃した。これは、セットアップが合わなかったことが原因だ。
レッドブルはF1スプリントこそ最高速重視のセッティングをしたが、予選〜決勝に向けては雨を見越して、ダウンフォースを増したセッティングに変更した。決勝は確かにウエットコンディションだったものの、視界が悪いことを考慮してスタート時刻遅延となったため、走行が開始されると路面はすぐさま乾き、44周のレースのうち30周以上はドライコンディションでのレースとなった……レッドブルは最高速が伸びず、前を行くマシンを攻略することができなかったのだ。
「スパは僕らにとって、少し残念な結果となった。ウエットコンディションになることを想定してセットアップしたものの、結局ウエットコンディションでのレースはできなかった」
「しかしこのレースから学び、改善に努め、パフォーマンスの向上を目指していく」
常設サーキットとしては随一の低速サーキットであるハンガロリンクを舞台に開催されるハンガリーGPは、レッドブルにとっては最適なグランプリとは言えない。フェルスタッペンはオーバーテイクが難しいということも考慮して、予選での好結果が求められると語った。
「ハンガロリンクは、必ずしも僕らにとっては得意なコースではない」
そうフェルスタッペンは言う。
「テクニカルな第2セクターは気に入っているけど、当然ながらオーバーテイクが難しいから、予選で良い結果を出す必要がある。そのためにも、マシンの適切なバランスを見つけることが非常に重要なんだ」
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