【随時更新】「超RIZIN4」試合結果速報レポート 朝倉未来vs.クレベルの再戦ほか全18試合

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

【随時更新】「超RIZIN4」試合結果速報レポート 朝倉未来vs.クレベルの再戦ほか全18試合

総合格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」が、7月27日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催されている。

メインカードであるクレベル・コイケ選手 vs. 朝倉未来選手の4年ぶりのリマッチ(再戦)を筆頭に、バンタム級タイトルマッチの井上直樹選手 vs. 福田龍彌選手、さらにはフライ級トーナメントの1回戦、ヘビー級トーナメントの2回戦など、全18試合が行われる。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

現フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手は、対戦相手の調整がつかず参戦延期。しかし、対戦相手という意味では、クレベル vs. 朝倉の勝者はその有力候補となるため、両者の対決には注目が集まる。

また、パトリッキー・ピットブル選手 vs. 野村駿太選手の試合も、4度の防衛を果たしている現ライト級の絶対王者ホベルト・サトシ・ソウザ選手への挑戦権を賭けた一戦になりそうだ。大会の模様はABEMA PPVなどで視聴できる。

この記事では、注目カードを中心に15試合の結果速報をレポートする。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

結果:元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ ※判定3-0

(以上引用)

第1試合から第5試合までは、「RIZIN WORLD GP 2025」フライ級トーナメントの1回戦。まずはRIZIN旗揚げから参戦するベテラン・元谷選手と、5月の「RIZIN男祭り」で圧巻のTKO勝利を飾った若武者・ヒロヤ選手。前者はバンタム級からフライ級へ階級を落としての参戦、後者は7月からの米国武者修行での進化が問われる一戦となった。

1R目、ヒロヤ選手の大ぶりの右が掠める。会場にどよめき。果敢に攻めていくヒロヤ選手、冷静に見切る元谷選手。距離が縮まらない時間が続く。ボディストレートから元谷選手をコーナーに追い込む場面をつくるも、スタンディングでは甲乙つけがたい状況。残り1分でヒロヤ選手の指が元谷選手の目に入るアクシデント。しかしすぐに再開。最後は元谷選手の膝が入るも、1Rでは互いに様子を見る場面が多い内容となった。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、プレッシャーをかけるのはヒロヤ選手。元谷選手は打撃とタックルの両方でカウンターを狙う。元谷選手の左がクリーンヒット。そのまま組みを狙うも、これはヒロヤ選手がディフェンス。元谷選手、再びカウンター。ヒロヤ選手がバランスを崩した隙をついてバックを取ることに成功。組みついて寝かせる。得意のバックチョークを狙いながら背後からパウンドを浴びせる。どうにかして正面に戻したいヒロヤ選手だが、足の四の字ロックを外すことができない。あわやバックチョークが極まるかと思ったところでゴング。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

3R目、左ミドルのヒロヤ選手の攻撃からスタート。しかし元谷選手のコンパクトな打撃が刺さる。ヒロヤ選手も気持ちは折れていないが、元谷選手の手数が増えてくる。前蹴りからのショートアッパーのコンビネーションを見せ、着実に削りにいく。ラスト1分は互いの意地をかけた撃ち合い。そのなかで最後は元谷選手がタックルに行き、マウントポジションからパウンドを連打。互いに見せ場をつくったが、元谷選手の有効打が目立ったか。勝負は判定へ。

判定は元谷選手が3-0で勝利。優勝候補の一角として総合力で上回った。

第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

結果:ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正 ※判定0-3

(以上引用)

第2試合では、共にアメリカUFCの有力選手を倒した実力者2人が激突。トーレス選手は現UFCフライ級3位のアミル・アルバジ選手に、扇久保選手は現UFCフライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ選手にそれぞれ勝利した経験を持つ。まさに“決勝戦”と呼べるほどの好カードとなった。

1R開始、蹴りで距離を測っていく扇久保選手。一瞬の隙を見せてタックルを仕掛けるも、トーレス選手がフィジカルの強さを見せて倒れない。四つ組の状態に。解かれた瞬間に扇久保選手の軽快なワンツーが入る。スピードと手数で上回るのは扇久保選手か。再び組みの展開から、扇久保選手が足をかけて転ばせることに成功。“おぎの塩”がはじまるのかと思いきや、バックポジションからチョークを仕掛けて会場を大きく沸かす。今回の扇久保選手はただの塩ではない! 見せ場をつくり、1Rは終了。攻める扇久保選手と、守るトーレス選手の構図。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、ジリジリと詰めていくトーレス選手に扇久保選手がすぐに組みついて投げる。しかしすかさず立ち上がるトーレス選手。互角の攻防を見せる。膝蹴りをお見舞いして組みついてくる扇久保選手をはがしたいトーレス選手だが、執拗にタックルと組みを試みる扇久保選手。離れ際のトーレス選手のアッパーがクリーンヒット。打撃のシャープさはトーレス選手が一枚上手の印象。お互い大きな展開はつくれずに3R目に持ち込まれることに。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

3R目、タックルを警戒しつつも攻めに出るトーレス選手。しかし扇久保選手がラウンド開始序盤からバックを取るのに成功。これはすぐさまトーレス選手が解除する。互いにディフェンス力が高く、一方的な展開に持ち込ませない。トーレス選手の打撃を掻い潜り、扇久保選手は何度も片足タックルを試みる。しかし被弾も増える。ややダメージの影響を感じさせる。決着は判定へ。

判定は扇久保選手が3-0で勝利。試合をコントロールした時間が長かった点が評価されたか。今後の塩漬けに期待したい。

第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

結果:伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー ※判定3-0

(以上引用)

第3試合は伊藤選手とズールー選手によるストライカー対決。ボクシング由来の身のこなしを武器に打撃を当てていく伊藤選手は、5月の神龍誠選手に敗戦後の復帰戦。初代RIZINフライ級王者・堀口恭司選手をぐらつかせた打撃とリーチの長さが特徴のズールー選手と対峙した。

1R目、ズールー選手のリーチが異次元に長い。しかし懐に潜り込んで果敢に攻めていく伊藤選手。互いの鋭い打撃が交差する緊迫感ある試合展開。長い蹴りが中心のズールー選手に対して、細かい連打を繋げる伊藤選手。隙をみて足を掴みにいく伊藤選手だが、外される。逆にタックルで上を取ったのはズールー選手。しかしグラウンドの展開は見せられずに1R終了のゴング。どちらが先に主導権を握るのか。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、ズールー選手の右がクリーンヒット。バランスを崩したところをすかさず押さえ込みにいく。ディフェンスする伊藤選手。バックを取られるも膠着。ブレイクへ。再び打撃戦になるも、ズールー選手はテイクダウンの狙いも織り交ぜる。コーナー際でもつれ合う形に。しかし、展開をつくれずに再びブレイク。伊藤選手も倒されない。ボクシングスタイルの伊藤選手に対し、ズールー選手は攻撃のバリエーションが多い印象を受ける。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

3R目、手数のギアを上げていく伊藤選手。ボディにも攻撃を散らしていく。しかし致命傷を与えることができない。ズールー選手はやや疲労が見えるか。ベースを落とさない伊藤選手。ズールー選手、たまらず足を取りにいくが力が入らない。伊藤選手の猛攻が続く。ズールー選手が倒れたところに肘を連打。ズールー選手は立ち上がることができない。このまま試合終了へ。

判定は伊藤選手が3-0。最後まで攻勢をキープし続け、勝利をもぎ取った。

第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

結果:アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴 ※3R2分39秒KO

(以上引用)

第4試合はダゲスタン共和国出身のガジャマトフ選手と征矢選手。ウーシュー散打からMMAに転向すると、プロデビュー以降の5戦ですべてフィニッシュ勝利のガジャマトフ選手。征矢選手は5月にジョン・ドットソン選手に勝利したものの派手さに欠けた一戦のイメージを払拭し、持ち前の打撃を強さを見せつけたい。

1R目、征矢選手が開始早々にタックルもテイクダウンにはならず。逆にガジャマトフ選手が征矢選手を倒してバックを取る。立ちの展開に戻るとガジャマトフ選手が回し蹴り。征矢選手はタックルも失敗。ガジャマトフ選手の左パンチが入ると思わず尻餅、背後からパウンドを落とされる。持ち立ち上がってコーナーで連打を浴びる征矢選手。反撃に出るもゴング。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、蹴りを放つガジャマトフ選手、征矢選手も負けじとパンチを繰り出すも、共に決定打にはならない。スタンドで両者が打撃を繰り出し合う展開に。やや膠着した状態から征矢選手が片足タックルも防がれる。ラスト1分。征矢コールが巻き起こる中、前にじりじりと出る征矢選手。ガジャマトフ選手はやや手数が減る。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

3R目、互いに攻撃を当てたい。ここでガジャマトフ選手がタックル、シャープさには欠けるもののスタンド状態でバックを取る。コーナーで押さえ込む展開も動き少なくアクションを促される。やや疲労の色が見える。リング中央に戻ると、互いにパンチを出し合う。ガジャマトフ選手は膝蹴りなど積極性が見られる。すると左フックが征矢選手にヒット。ダウンしたたところに追い討ちでパウンドを連打。ここでレフェリーストップ。

3R2分39秒でガジャマトフ選手がKO勝利。プロデビュー後の戦績を6戦6フィニッシュ勝利とした。

第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

結果:神龍誠◯ vs. ●山本アーセン ※1R2分58秒一本

(以上引用)

第5試合はレスリングをベースに強い極め力を誇る神龍選手が、山本"KID"徳郁さんを叔父に持つ山本選手を迎え撃つ。フライ級国内最強の実力を示したい神龍選手と、ダークホースと目される山本選手の一戦は、このトーナメントの行方を左右する可能性が高い。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

1R開始、細かいジャブで仕掛けていく神龍選手と大きく踏み込むアーセン選手。徐々に神龍選手がプレッシャーをかけ、コーナーに押し付ける。互いにレスリングに一長を持つ両者。アーセン選手が持ち上げ、そのままテイクダウンに行くも、神龍選手はフロントチョークを深く入れるのに成功。そのまま刹那のタップアウト。神龍選手が見事な一本勝利を飾った。

第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)

結果:ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク ※0-3判定

(以上引用)

第6試合と第7試合は「RIZIN WORLD GP 2025」ヘビー級トーナメントの準決勝。まずはアメリカの格闘技団体・LFA推薦のアウグスト選手と、ポーランドの格闘技団体・KSW推薦のサモチュク選手の一戦。重量級ならではの迫力ある戦いに注目が集まった。

1R開始直後、アウグスト選手がカーフキックを効かせて会場を沸かす。しかし互いにインロー、カーフなどの下段の蹴りで間合いを掴む時間に。サモチュク選手が攻め、アウグスト選手はカウンター狙いか。手数はイーブン。展開がつくれないまま1Rは終了。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、ベタ足で距離を詰めるアウグスト選手。互いに打撃を繰り出すが攻めきれない。サモチュク選手がここではじめて片足タックルにいくが、切られる。スタンディングの攻防が続く。アウグスト選手の重い打撃が近い距離でサモチュク選手を捉えそうになり、フットワークを使い距離を設定し直す。サモチュク選手の攻撃もクリーンヒットし、アウグスト選手がフラッシュダウン。しかし互いにもう体力の消耗が見られ、追撃には繋がらない。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

3R目、サモチュク選手がアグレッシブに攻めていくが、アウグスト選手のカウンターも警戒しているのか、踏み込みは浅い。スタンディングの攻防が続くものの、どうしても単発の攻撃が多く、決定的なダメージを与えるには至らない印象。両者、見せ場をつくれないまま判定にもつれ込んだ。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

判定は3-0でサモチョク選手。アグレッシブな姿勢が評価されたか。サモチョク選手はこれでヘビー級トーナメントの決勝に駒を進めた。

第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)

結果:上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン ※2R3分5秒TKO

(以上引用)

第7試合は、ヘビー級トーナメント唯一の日本人となった極真空手出身の上田選手と、クロアチアを中心とした格闘技団体・FNC推薦のソルダトキン選手。トーナメント1回戦では同じ日本人のシビサイ頌真選手を強烈なローキックで沈めた上田選手。多彩な蹴り技を得意とするロシアの軍隊格闘技ベースのソルダトキン選手を上回り、一気に決勝までの道を突き進みたい。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

1R目、一気に前に出て打撃を繰り出すソルダトキン選手。そのままコーナーポストに上田選手を追い込む。四つ組になるも、上田選手がポジションを返す。組み合いは互角、ブレイクがかかる。上田選手の強烈な蹴り、ソルダトキン選手も回し蹴りですぐさま返す。ソルダトキン選手がバックを取り、膝蹴りや足への踏みを織り交ぜながら攻撃を続ける。無理やり投げて上田選手を転ばせることに成功。ソルダトキン選手の攻勢が続くかと思いき、立ち上がって蹴りをお見舞いする上田選手。しかし再び押さえ込まれ、ここでゴング。手数もあり、迫力のある試合。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、開始前に上田選手にロープ掴みの注意が与えられる。開始直後はソルダトキン選手がまた打撃で攻める。上田選手も得意な蹴りで応戦。上田選手のローブローで一時試合が止まるもすぐに再開。ソルダトキン選手は打撃の中に組みも混ぜ、総合力で戦う。上田選手の背中を抱え込み、横から膝蹴り、打ち下ろすようなパウンドを連打。上田選手は連打を浴びて動けずに、そのままレフェリーストップ。

ソルダトキン選手が攻撃の多彩さで上回り、決勝へと駒を進めた。

第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(49.0kg)※スーパーアトム級

結果:須田萌里◯ vs. ●NOEL ※2R3分2秒一本

(以上引用)

第8試合は20歳の須田萌里選手と17歳の現役高校生・NOEL選手という、次代の女子格闘技を担うであろう新星同士の一戦。両者共に小学生時代から格闘家の道を志したグラップラー。ジョシカク新時代の旗手となりうるのはどちらか?

1R目、素早い打撃のコンビネーションから組み付あのは須田選手。しかしNOEL選手がマウントポジションを奪う。ただし下になった須田選手はすかさず三角絞めをセット、NOEL選手はセットされながらもパウンドで応戦。須田選手は足で首を締め上げながらも腕を取ることができず、なかなか極めまで持っていけない。NOEL選手がしのぐ形で1R目は終了。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、NOEL選手の打撃が須田選手の顔面を捉える。しかしそれでも組みついてコーナーに押し込む須田選手。アクションの声がかかり、NOEL選手は離れ際に再び強烈な右をヒット。須田選手はダメージを負いながらもタックルに行き、テイクダウンに成功。サイドポジションからバックマウントに移行。後ろからパウンドを連打しつつ、すかさずアームバーをセット。NOEL選手はたまらずタップ。

須田選手が得意の関節技を極め、鮮やかな一本勝利を飾った。

第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※バンタム級

結果:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也 ※2R3分52秒KO

(以上引用)

第9試合は、3月の韓国大会で金太郎選手にTKO勝利した韓国のヤン・ジヨン選手と、6月のRIZINデビュー戦でガザンザデ選手相手に鮮やかな一本勝利を飾った安藤選手の一戦。高いKO力を持つヤン・ジヨン選手を相手に、安藤選手が圧倒的フィニッシュを飾ることができるのか。今後のRIZINバンタム級戦線を占う戦いだ。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

1R開始、共に一撃の威力に定評のあるスラッガー対決。先手を取ったのはジヨン選手。伸びの良い蹴り。しかしコーナー際で安藤選手のパンチがヒット。ジヨン選手はひるまずに押さえ込む。安藤選手もフィジカルで立ち上がり、四つ組へ。攻防の中で上を取ったのはジヨン選手。互いに屈強なフィジカルを見せつける。スラッガー対決ではあるが、グラウンドではジヨン選手が有利か。マウントポジションをキープしながら腕を首に回し、肩固めを狙う。一瞬で攻防が入れ替わる激しい試合。2R目へ。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目。互いに得意な左の強打をちらつかせながら、タックルやジャブのフェイントを織り交ぜつつ、間合いを探る。ノーガードでじりじり近づく安藤選手。しかし互いに手が出ない。じりじりとした緊迫の中、安藤選手の左の強打がジヨン選手を完全に捉え、組み合いに。ダメージのあるジヨン選手はそのままバックチョークをセットされる。ジヨン選手は意識を失う。

安藤選手が一瞬の勝機を見逃さずに見事なフィニッシュ勝利を飾った。

第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(52.0kg)※スーパーアトム級

※タイトルマッチから52.0kgキャッチウェイトのワンマッチへ変更

結果:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン ※1R2分24秒一本

(以上引用)

第10試合は、女子スーパーアトム級の絶対女王・伊澤選手が、韓国のシン・ユジン選手を迎え撃つ。本来はタイトルマッチだったものの、ユジン選手の減量がうまくいかず、52.0kgキャッチウェイトのワンマッチへ変更となった。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

1R目、伊澤選手の右のミドルがユジン選手を捉え、ややダウン気味にバランスを崩す。そこをすかさず押さえ込みにいく伊澤選手。得意なグラウンドに持ち込むことに成功。ユジン選手も下から動き続けるのが、全く逃げることができない。そのまま肩固めに入り、一瞬でフィニッシュ。女子格闘技最強のチャンピオンとして、圧倒的な勝利を飾った。

第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)

結果:井上直樹◯ vs. ●福田龍彌 ※3-0判定

(以上引用)

第11試合は、現RIZINバンタム級王者の井上選手に、現DEEPフライ級/バンタム級王者の福田選手が挑戦するバンタム級タイトルマッチ。バンタム級屈指のスピードと技術を武器に、スーチョル選手や元谷選手を退けてきた現王者を、“ヒリヒリファイト”を信条とするハンターが狩りにいく。

1R目、左のジャブを刺しながら詰め寄る井上選手。福田選手も左の強打を警戒させながらフェイント、急に距離を縮めるなどのフットワークで相手の出方をうかがう。井上選手は遠い距離からのジャブやローキックで距離をつくり、安易には近寄らせない。緊張感のある差し合い。井上選手はテイクダウンの選択肢もあるが、打撃にこだわっている印象。互いに大きく攻めさせず、1R終了のゴング。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目、福田選手もローキックを繰り出すようになる。間合いは井上選手の領域で進行。福田選手、ジャブをもらい一瞬崩れる。しかし左の強打でお返し。一瞬の隙をうかがう福田選手と、ジャブで制空権を譲らない井上選手。ジャブの差し合いに勝る井上選手がやや優勢か。福田選手はさらに踏み込んで攻撃したいところ。勝負は3Rにもつれ込んだ。

3R目、ポイントで押されている福田選手が前に出る。井上選手はフットワークやサークリングで距離を取る。ストライキングの得意な福田選手だが、どうしても距離を潰すことができない。井上選手は要所でジャブを当て続け、ポイントアウトを徹底する作戦が見て取れた。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

判定は井上選手の徹底した作戦通り3-0で勝利。福田選手の得意なストライキングで完勝を果たした。これで井上選手はバンタム級チャンピオンとして2度目の防衛を成し遂げた。

第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(68.0kg)※フェザー級

結果:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝 ※1R2分57秒

(以上引用)

第12試合は“超強新星”こと19歳の秋元選手と、ダウトベック選手の負傷欠場で急遽参戦が決まった赤田選手が対決。2024年9月、18歳でのRIZINデビューから加速度的に成長する秋元選手を相手に、平本蓮選手と袂を分かちRIZIN2連敗の赤田選手は、自身への評価を覆すチャンスをモノにできるのか。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

1R目。右の強打を振る赤田選手、しかし空を切り、秋元選手はすかさずタックル。スクランブルになるも赤田選手が突き放し、再び打撃戦へ。得意な打撃に持ち込みたい赤田選手だが、それは秋元選手も同じ。交差の中で右フックをクリーンヒットさせる。そのまま組みつかれると防戦一方になる赤田選手。バックポジションを取った秋元選手は電光石火のリアネキイッドチョークを極め、タップアウト。打撃でもグラウンドでも、明らかな実力差を見せつけ、秋元選手が全局面で完勝した。

第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)※フェザー級

結果:金原正徳● vs. ◯YA-MAN ※3R2分51秒TKO

(以上引用)

第13試合は、42歳の“裏番長”こと金原選手の復帰戦。RIZINで破竹の4連勝後の2024年4月、当時のフェザー級王者・鈴木千裕選手に挑戦するも!R TKO負け。そこから1年3ヶ月ぶりの復帰戦で相対するのは、同年末にダウトベック戦の奮闘で評価を高めたYA-MAN選手。ストライカーのYA-MAN選手としては、ベテラングラップラーを相手に組み技の進化も見せつけて大金星を掴みたい。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

1R目。開始早々にYA-MAN選手のパンチがヒット。金原選手は大きくグラつきながらも、YA-MAN選手に組み付く。テイクダウンするもすぐに立ち上がるYA-MAN選手。四つ組みから引き込み、足関節を狙う金原選手。しかしYA-MAN選手はエスケープ。再び組み付き、四つ組みに戻す。組み付きながら細かいパンチを入れるなど、金原選手は攻撃を続ける。立ち技に戻したいYA-MAN選手だが、金原選手は食らいついて離さない。マウントポジションから肘やパウンドを落とす金原選手。YA-MAN選手はゴングに救われる。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

2R目。左右のフックを振るうYA-MAN選手を掻い潜りタックルを仕掛けたい金原選手。攻防の途中で金原選手がカウンター気味に飛び膝をクリーンヒットヒットさせ、ぐらついたところをテイクダウン。YA-MAN選手とすぐに立ち上がるも、バックポジションを許してしまう。コーナー際へと逃げて引き剥がしにかかる金原選手だが、執拗に組み付く。スクランブルの中で、どうにか立て直したいYA-MAN選手。なんとか正面に戻すことに成功するも、次はマウントを取られ、1Rと同様に肘を落とされてゴング。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

3R目。なんとか取り返したいYA-MAN選手が猛攻。一発で取り返すような強打を放つ。金原選手はかなりダメージを受けたのか、身体の力が入っていないような状態。YA-MAN選手がマウントで鉄槌。なんとか防御する金原選手だが、ここでブレイク。スタンディングでYA-MAN選手が再び猛攻を仕掛ける。金原選手は明らかに効いている状態で、タックルに合わせたショートアッパーをもらい、ついに倒れ込む。YA-MAN選手が追撃に行ったところをレフェリーストップ。

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

YA-MAN選手が逆転のKO勝利を飾った。また、金原選手は試合後のマイクで格闘家引退を発表した。爽やかな表情が印象的だった。

第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)※ライト級

結果:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太 ※0-3判定

(以上引用)

第14試合は、現ライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ選手への挑戦権を賭けた一戦。ピットブル選手は、かつて緊急参戦したサトシ選手にも勝利した実力者だが、現在MMAは3連敗中。とはいえ本物の実力と経験値で上回り復活を狙う。対する野村選手は、RIZIN初参戦でグスタボ選手にテクニカル判定勝利。空手をバックボーンに“ライト級の堀口恭司”とも言われる実力を示せるか。

1R目、ストライカー同士、お互いに距離を探り合う両者。先に仕掛けたのは野村選手。伝統派空手特有の前後の出入りで、左右のワンツーをピットブル選手に入れる。しかしピットブル選手は冷静に見合い、自分のタイミングを待つ。時間が進むにつれ、遠い間合いから野村選手の仕掛けが増えていく。1R終了間際、回し蹴りからの飛び膝で急な攻撃に出るピットブル選手。しかし半歩届かずに次のラウンドへ。

2R目、カウンターを狙うピットブル選手。野村選手は遠い間合いと早い出入りで攻撃を出させない。途中でピットブル選手が距離を詰めるために飛び膝を見せるが、両者とも手数が少ない。

3R目。アグレッシブに攻撃を出さない両者に注意が与えられる。手数では野村選手が上回るが、決定打を出せない。しかし、ピットブル選手も判定に焦りがあるのか、次第に距離を詰める。野村選手はチャンスを見逃さず、連打をクリーンヒット。この攻撃でピットブル選手の顔面が血で染まり、レフェリーがタイムストップ。再開後、いよいよあとがないピットブル選手が攻めていくが、野村選手の距離感が良く、有利が覆らない。ピットブル選手はテイクダウンからのサッカーボールキック。しかし空を切る。野村選手は手数とダメージにより、ピットブル選手の得意な打撃を完全に制する形となった。

判定は3-0で野村選手。世界的な強豪選手を完全に上回り、今回の試合をきっかけにその注目度を大きく上げることとなるだろう。また、9月28日(日)にIGアリーナ(愛知国際アリーナ)で開催される名古屋大会「RIZIN.51」で、サトシ選手とのタイトルマッチが決定した。

第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

第1試合:フライ級トーナメント 元谷友貴◯ vs. ●ヒロヤ, 第2試合:フライ級トーナメント ホセ・トーレス● vs. ◯扇久保博正, 第3試合:フライ級トーナメント 伊藤裕樹◯ vs. ●エンカジムーロ・ズールー, 第4試合:フライ級トーナメント アリベク・ガジャマトフ◯ vs. ●征矢貴, 第5試合:フライ級トーナメント 神龍誠◯ vs. ●山本アーセン, 第6試合:ヘビー級トーナメント ジョゼ・アウグスト● vs. ◯マレク・サモチュク, 第7試合:ヘビー級トーナメント 上田幹雄● vs. ◯アレクサンダー・ソルダトキン, 第8試合:須田萌里◯ vs. ●NOEL, 第9試合:ヤン・ジヨン● vs. ◯安藤達也, 第10試合:伊澤星花◯ vs. ●シン・ユジン, 第11試合:バンタム級タイトルマッチ 井上直樹◯ vs. ●福田龍彌, 第12試合:秋元強真◯ vs. ●赤田功輝, 第13試合:金原正徳● vs. ◯YA-MAN, 第14試合:パトリッキー・ピットブル● vs. ◯野村駿太, 第15試合:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以下引用)

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)※フェザー級

結果:クレベル・コイケ vs. 朝倉未来

(以上引用)

第15試合は「超RIZIN4」におけるメインカード。朝倉選手とクレベル選手による4年ぶりの再戦。前者は5月の「男祭り」で鈴木選手に復帰戦で見事な勝利。後者は王者として臨んだシェイドゥラエフ選手との戦いで、ダウンを奪われ初のTKO負け。好対照な直前の試合を経て再び激突する両者。グラウンドを得意とするクレベル選手に対して、朝倉選手の寝技の進化にも注目だ。