アウディ、新型「A5」「A5 アバント」にディーゼルエンジンのTDIモデル追加

2025年6月24日 発表

A5 アバント TDI

アウディ ジャパンは6月24日、新型「A5」「A5 アバント」シリーズに直噴ターボディーゼルのTDIモデルを追加して発売した。価格は716万円〜741万円で、TDIモデルの導入を記念した260台の限定モデル「edition one」は、856万円〜881万円。

新型「A5」「A5アバント」シリーズに追加設定されるTDI直噴ターボディーゼルモデル「A5 TDI quattro 150kW」「A5 アバント TDI quattro 150kW」は、最高出力150kW(204PS)、最大トルク400Nm/1750-3250rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターTDI直噴ターボディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは7速Sトロニック、駆動方式はAWDクラッチ付き「quattro」の4WDを採用する。

A5 TDI

A5 アバント TDI

新開発のハイブリッドシステム「MHEV plus」テクノロジーを採用

新開発の48 ボルトMHEV plusシステムを構成する PTG(パワートレインジェネレーター)は、トランスミッションのアウトプットシャフトに接続され、内燃エンジンの出力に、最大18kW(24PS)の電力を追加し、減速時には最大25kWのエネルギーを回生。その結果、特定の条件下では完全な電動走行が可能となり、燃料消費の削減に寄与。燃費は「A5 TDI」で17.7km/L、「A5 アバント TDI」で17.4km/L(WLTCモード)を達成する。

さらに、電動エアコンプレッサー作動時には、車両が信号待ちで停止し内燃エンジンがオフになっているときでも、空調システムを作動することができるという。

A5/A5 アバント TDI 導入記念限定モデル「edition one」

A5/A5 アバント TDI 導入記念限定モデル「edition one」

A5 / A5 アバント TDI edition oneは、新型A5 TDIの日本導入を記念して作られた限定モデル。

エクステリアでは、ダークAudi rings &ブラックスタイリングパッケージ、ライティングパッケージ、テクノロジーパッケージプロを装備する「S line」をベースに、限定モデル「edition one」のために用意されたマグネシウムグレーがアクセントになるフロントエアインレットと、ディフューザートリム、3色の色分けが施された20インチブラックメタリック&マットネオジムゴールド ポリッシュトのAudi Sport製マルチスポークSデザインアルミホイールを装備。

ボディカラーは「マグネットグレー」「グレイシアホワイトメタリック」「ミトスブラックメタリック」「アスカリブルーメタリック」の4色を用意。インテリアカラーは、ともにパステルシルバーを特別採用しており、いずれも人気の高いパッケージを標準装備した。