ペイサーズのハリバートン、アキレス腱断裂 来季絶望も

ペイサーズのハリバートン、アキレス腱断裂 来季絶望も
【AFP=時事】米プロバスケットボールのインディアナ・ペイサーズは23日、タイリース・ハリバートンが右アキレス腱(けん)を断裂し、手術を受けると発表した。2025-26シーズンを全休する可能性も懸念されている。
22日に行われたNBAファイナル第7戦で、ハリバートンはふくらはぎの負傷を押して出場したものの、第1クオーターに負傷退場となった。チームもオクラホマシティ・サンダーに91-103で敗れ、初優勝を逃した。
ハリバートンのけがは、2018-19シーズンのNBAファイナルでアキレス腱を断裂し、翌シーズンを全休したケビン・デュラントのケースと類似している。当時ゴールデンステート・ウォリアーズに所属していたデュラントも、ふくらはぎの負傷を抱えながらトロント・ラプターズとのファイナルに臨み、アキレス腱を断裂した。

ペイサーズのハリバートン、アキレス腱断裂 来季絶望も
今季のプレーオフでは、ハリバートンに加え、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムとミルウォーキー・バックスのダミアン・リラードもアキレス腱を断裂しており、3選手とも来季の出場が不透明な状況となっている。

ペイサーズのハリバートン、アキレス腱断裂 来季絶望も
NBAファイナルの結果が選手のけがによって左右される可能性もあるため、レギュラーシーズンの試合数を82試合から減らす案が再び注目を集めている。
しかし、アダム・シルバー・コミッショナーは先日、プレーオフでは以前よりも休養日が増えていると指摘し、レギュラーシーズンの試合数を減らすことでけがが減るという「データはない」と述べている。(c)AFP
【翻訳編集】AFPBB News