張本美和 フルゲームの大接戦を制してベスト16入り!北朝鮮のアジア女王にリベンジ達成【世界卓球】
張本美和 フルゲームの大接戦を制してベスト16入り!北朝鮮のアジア女王にリベンジ達成【世界卓球】
<2025年5月17日(土)~5月25日(日)世界卓球選手権ドーハ大会(個人戦)/カタール>
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5月21日、女子シングルス3回戦で張本美和(16=木下グループ/世界ランク6位)がキム・クムヨン(23=北朝鮮/同53位)をゲームカウント4-3のフルゲームで破り、4回戦に進出した。
日本のエースの一角・張本が3回戦にして迎えた試練。相手はパリ五輪混合ダブルス銀、アジア選手権シングルスでは張本を破って金メダルに輝いたテクニシャンだ。
バック面に粒高ラバーを貼って変化プレーを放つキムに対し、一本ずつ回転を見きわめて冷静に攻める張本がまず11-8で先制する。
キムは順回転サーブから3球目攻撃を放ち、カットブロックでミスを誘われた張本は2ゲーム目を奪われるが、粒高対策のバック側へのサーブからの攻めで第3ゲームを取り返す。
張本はキムのカットブロックを粘り強くドライブで突き破り、時折空いたフォア側を狙って4ゲーム目を11-7で奪うが、次はやや対応されて8-11で失う。
張本はループドライブを増やして緩急とコースで揺さぶり6-3とリードも、粘るキムに8-11と逆転で第6ゲームを奪われる。
だが最終第7ゲームは最初の2点を張本がサーブから奪い、バック側を攻めつつミドル・フォア側を突いて次々と点を重ねて11-3で奪取し、キムからリベンジを果たした。
アジア女王を激戦の末に倒し、日本勢でいち早くシングルスベスト16に進んだ張本。続く4回戦では、ゾン・ジエン(28=シンガポール/世界ランク71位)と対戦する。
<世界卓球ドーハ 女子シングルス3回戦>
張本美和 4-3 キム・クムヨン(北朝鮮)
11-8/5-11/11-6/11-7/8-11/11-3
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