【台風15号】列島縦断中 関東でも線状降水帯発生の可能性 帰宅時間に大雨のピーク 交通機関に影響も
【台風15号】列島縦断中 関東でも線状降水帯発生の可能性 帰宅時間に大雨のピーク 交通機関に影響も
台風15号(ペイパー)は、日本列島を縦断しており、
午後1時には静岡県牧之原市付近にあり、速度を上げながら東北東へ進んでいます。
台風の中心気圧は994hPaで、それほど発達しておりませんが、
台風の東側に広がる活発な雨雲がかかり
台風の中心が近づく前から大雨となっています。
午後2時までの1時間雨量の最大値(観測時間)は、
静岡県菊川市 127.0ミリ(午後1時15分)
静岡空港 113.0ミリ(午後1時18分)
掛川市 94.0ミリ(午後1時4分)
静岡市 92.0ミリ(1時40分)
と、静岡県内で猛烈な雨を観測し、
観測史上1位の値を更新している所が多くなっています。
午後1時過ぎと午後2時前には静岡県で線状降水帯が発生し、
「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。
このあと、活発な雨雲が関東地方を通過する見込みで、
関東地方では帰宅時間帯と大雨のピークが重なる恐れがあります。
関東地方でも夜のはじめ頃にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、
大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。
低い土地や地下施設への浸水に警戒し、
土砂災害や河川の増水・氾濫に警戒をしてください。
新幹線などに交通機関に影響が出ていますが、
在来線の列車などにも影響が出る可能性がありますので
交通情報などにも十分ご注意ください。
夜遅くになると活発な雨雲は関東の東へ抜け、
あす6日(土)の日中は晴れ間の出る所が多くなるでしょう。