50代ミニマリストが「最近買ってよかったもの」。押し入れの毛布が一変、部屋の主役アイテムに
なるべく少ないもので暮らすライフスタイルは、ときには「我慢」や「快適さを手放す」必要があるものに見えるかもしれません。しかし、団地でミニマムな暮らしを送るブロガー・やまだめがねさん(50代)は「ものの選び方次第で、すっきりと快適は両立すると思っています」と話します。そんなやまださんが、最近購入してよかったものを教えていただきました。
やまだめがねさんに、最近購入してよかったものを教えていただきました
【写真】やまだめがねさんが「最近買ってよかったもの」
収納用品は増やしたくないと思っていた、けれど…
50代夫婦のもたない暮らしをブログで発信しているやまだめがねさん。10年ほど前からものを減らし始め、今に至ります。
「ものを減らすと、収納用品すらも手放せるようになります。今わが家で使っているのは、日用品や防災用品をストックしている無印良品のケース、木製の引き出し、竹製の市場カゴくらいです。しばらくこの状態をキープして過ごしてきました」(やまださん、以下同)
毛布の暑苦しさを隠すのにぴったりな「布団クッション」
そんななか、今年に入ってやまださん宅に迎え入れた収納用品があります。それは布団クッション。
「布団収納ケースとクッションを兼ねたアイテムです。じつは義両親の家で使おうと思って購入したアイテムなのですが、サイズを間違えてしまい、わが家で使ってみることに。試してみると、とてもいい! すっかりお気に入りになりました」
以前まで、やまださん宅ではこたつ布団やウール毛布を団地の押し入れに収納。
「普段はいいのですが、押し入れをあけるたびに目に入って暑苦しい…。でも、このクッションに入れることで解決しました。しかもわが家にはソファがないので、ちょっとしたリラックススペースもできて一石二鳥です。使わないときはこのまま押入れにしまえばいいし、すっきり感も確保できます」
布団クッションを座イス風にアレンジ
やまださんは同じサイズの布団クッションを2個使って、背もたれつきのクッション風にアレンジ。
「同じ色、形でそろえると、出しっぱなしでもすっきりします。夫婦でそれぞれ1つずつ使うこともできるので、座イスを買うより使い勝手もいいです」
さらにやまださん、引っ越しのときも布団をこのまま持ち運べて便利なのではと考えているそう。
「やみくもにものを増やすのは気が進みませんが、これは迎え入れて正解でした。増やさないと決めつけることなく、暮らしの快適さをいちばんに考えながらもの選びをしていきたいと思っています」