【三崎】「クレープ 木の花」石川さんがつくる華やかな「クレープパフェ」

【三崎】「クレープ 木の花」石川さんがつくる華やかな「クレープパフェ」

真っ青な青空に映えるオレンジ色の屋根と白い壁、そして手書きの「Clepe 木の花」の文字。ここは小網代の森からすぐにあるカフェで、店内では軽食やクレープを食べられます。

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オーダーが入ってから焼かれるクレープは、もちもち食感。どうやら、オーナーの石川香代子さんこだわりのフォーク&ナイフでいただくスタイルのようです。

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食べる前も食べた後も美しい「クレープパフェ」

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開業時から人気No.1のメニュー「クレープパフェ」(1,100円・税込)は、クレープをアイスやフルーツを盛りだくさんのパフェ風に仕上げたもの。焼きたてのクレープ生地に、さっぱりとした味わいの植物性クリーム、季節のフルーツ、リンゴのコンポート、そしてマーマレードを、彩りを考えながらのせていきます。

「コンポートもマーマレードも、スタッフの手製のものです。オレンジはスタッフの自宅の庭で採れた無農薬のものを使用していて、時折オレンジピールなんかも販売しています」

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これでも十分なのに、さらにバニラアイス、チョコレートソース、粉糖をかけ、まさに「パルフェ(完璧)」なスイーツになりました。これはどこから手をつけていいのか迷ってしまいます。

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「他のメニューよりも華やかで、色鮮やかな楽しいものにしたかったんです。フルーツは常時6~7種類くらい入れていますね。クレープだけでなく、実はお皿にもこだわっています。中央にお花が描かれていて、食べ終わった後も視覚的に楽しめるようなものを選びました」

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一皿一皿に、丁寧さと夢をのせて

石川さんは、お隣の「マーキー美容室」のオーナー兼美容師でもあり、平日はお客さまの髪を切り、週末は「クレープ 木の花」で手づくりクレープを提供しています。約20年前、クレープ屋を始めようと思ったとき、鎌倉にあったクレープ屋さんが浮かんだと話してくれました。

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「子どもが小さい頃に立ち寄ったことがあって、鎌倉のクラシカルな雰囲気もありましたし、何よりも生けているお花がきれいでした。開業するならただの喫茶店ではつまらないので、きれいなものに囲まれた、夢のあるお店にしたいと思ったんです」

だからこそ石川さんは開業時から季節の行事には店内を飾ることを続けてきました。特に年末のクリスマスから正月の装飾変えは、「楽しくても大変!」なのだとか。

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「お客さまが次に来店された際に、お店の様子が変わっていると楽しみが増えるじゃない。落ち着いた雰囲気の中、お店の飾りを眺めながら、ゆったりとクレープをフォーク&ナイフで食べる優雅な時間を過ごしていただきたいです」

小網代の自然が豊かな土地にあるお店だからこそ、そそくさとしている日常を忘れて…丁寧に飾り付けられた店内と手づくりクレープを心ゆくまでご堪能ください。

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取材日 2025/6/5

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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