涙腺崩壊…「ガサツで男みたい」と言われた少女の心に刺さった“棘”を抜いた愛犬、その結末【作者に聞く】

男の子みたいといわれ、スカートを履くのが嫌になった女の子。愛犬がスカートを持っていってあげたら?

愛犬目線で飼い主との絆を描いた、かっくさん(@cak221)の漫画「犬と棘の話」。飼い主を思う愛犬の気持ちが温かく、ラストの二人のやりとりで涙腺が崩壊したという読者が続出し、「尊い」「泣ける」といった声が多く寄せられている。

愛犬が心に刺さった棘を抜いた、少女の成長物語

犬と棘の話1

犬と棘の話2

犬と棘の話3

毎年、猫の日に「愛に理由はないから」や「猫と子と母」などの泣ける漫画を発表し、注目を集めているかっくさんの作品では珍しい、犬目線の物語だ。

本作は、まだ愛犬が小さかったころ、飼い主の姫ちゃんとお散歩に出かけると、彼女のことを「髪が短くてガサツで男みたいだ」と言う人がいるシーンからはじまる。その言葉に深く傷つき、「スカートを履きたくない」「学校に行きたくない」と言う姫ちゃん。しかし、愛犬がスカートを持っていくと、姫ちゃんは「持ってきてくれたの?仕方ないなぁ」と言ってスカートを履いてくれた。愛犬は、彼女の心に刺さった棘を少しでも和らげたいと願う、という話だ。

本作を描いたきっかけについて、かっくさんは「猫の漫画をよく描きますが、犬も大好きです。動物はどれもかわいいですが、『かわいい』という言葉で悩む思春期の女の子が、愛犬に見守られながら成長していく過程を描きたいと思ったのがきっかけです」と話す。

取材協力:かっく(@cak221)

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