【横須賀】横須賀中華KOMINEの医食同源から生まれた「土鍋の麻婆豆腐」
【横須賀】横須賀中華KOMINEの医食同源から生まれた「土鍋の麻婆豆腐」
夏バテ気味の方や健康を気にされている方、中華料理を食べて体を内側から整えてみませんか。

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横須賀中央駅近くの商店街にある、「医食同源」をコンセプトに掲げた「横須賀中華KOMINE」ではオーナー兼シェフ・小峰雄一郎さんが腕をふるう“カラダに優しい”中華料理を食べられます。土鍋で熱々のまま提供される麻婆豆腐が、冷えた体や疲れた腸を元気にしてくれますよ。
「【横須賀】横須賀中華KOMINEの医食同源から生まれた「土鍋の麻婆豆腐」」の画像を見るぐつぐつ土鍋で食べる四川麻婆豆腐

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人気No.1の「土鍋四川麻婆豆腐」(1,100円・税込)は陳皮、八角、青山椒といった薬膳が入っていて温活・腸活に良いと評判のメニューです。

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中華鍋が振られるたびに、大豆白絞油で熱された豆板醤の香りが漂い、お腹の虫も騒ぎ出します。土鍋で熱々のまま提供される麻婆豆腐は、表面がぐつぐつと揺れていました。
「うちでは穏やかな痺れ感と爽やかさのある青山椒を入れています。新陳代謝を高めて冷え性などを改善すると言われているので、食に気を遣うモデルさんや健康食品関連会社の方などもよく食べに来られます」

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「四川麻婆豆腐」と聞いて刺激的な辛さを覚悟しましたが、特製香辣豆板醤と油が染み込んだ豆腐は辛みを感じても後引きが良く、旨みとコク深さの印象が強く残ります。青山椒は口に運ぶたびに柑橘系のような爽やかさが増していきます。

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土鍋でしっかりと保温された麻婆豆腐は、最後の一口まで熱々のまま楽しむことができました。この提供温度も、麻婆豆腐の本来の美味しさを味わうには重要な要素だと小峰さんは話します。
「熱々だと青山椒本来の香りと豆板醤の旨みがより際立ちます。同じ麻婆豆腐をつくっても、お皿で提供すると麻婆豆腐の味わいが変わってしまうくらい。なので、夏でも熱々のまま提供しています」
ホテル時代に教わった中国食文化の本質

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日本や外資系のホテルなどで腕を磨いてきた小峰さん。ホテル時代には、香港出身のシェフから食材や調味料へのこだわり、本場の味わい、そして中国食文化の核ともいえる「医食同源」の考え方も学んだそうです。
「どうしても調子の悪い日ってあるじゃないですか。そういうときにシェフが、体の悪い部分に合った食材で賄いをつくってくれたんです。脚が痛かったら鶏や豚の脚を使ったものとか。そこで中国食文化の本質を目の当たりしたんですね」

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中国では漢方を使った薬膳料理に限らず、普段、料理をするうえで野菜やお肉などの食材の特色を考慮して、その日の気候やその人の体調に合わせてつくるのだそうです。
「日頃から食べるものをコントロールして、病気にならないようにしようという考えが根本にあります。中華って油が多い、味が濃いという印象はありますが、そういう料理本来の考え方をぜひ知ってもらいたいです。こんな体の大きい店主ですが、心と味は優しいですよ」

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厨房から向けられた笑顔には愛情がこもっていました。ぜひ小峰さんの優しい中華料理で御自愛ください。
取材日 2025/6/26
※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。
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