【流行る】歯ブラシみたいな密度の「シャンプーブラシ」が美容院レベルに気持ちええ / マペペ「デタングリングシャンプーブラシ」
【流行る】歯ブラシみたいな密度の「シャンプーブラシ」が美容院レベルに気持ちええ / マペペ「デタングリングシャンプーブラシ」
髪が太くて多いので、夏場は頭にめちゃくちゃ汗をかいてしまう。
なんとなく頭の匂いとか、かゆみが気になるのでシャンプーブラシを使っている。頭皮の汚れをしっかり落としたいのだ。
シャンプーブラシといえばシリコン製で山型のギザギザタイプが多い中、ドラッグストアでものすごくブラシが細いシャンプーブラシを見つけた。
歯ブラシでもブラシの毛が細いもののほうが汚れがしっかり取れるイメージがある。これで頭皮を洗ったら気持ちいいのでは……?
・マペペ「デタングリングシャンプーブラシ」
その商品の名前はマペペの「デタングリングシャンプーブラシ」。シャンプーブラシとしては比較的安価な1320円。
マペペってなんだよ……と思う人も多そうだけど、実はヘアブラシの大手ブランドである。
ドラッグストアのヘアブラシコーナーでマペペはかなりのシェアを誇っているので、気づかないうちにあなたもマペペっている可能性が高い。
ちなみに、mapepe(マペペ)はメーカーによる造語で、特に意味はないらしい。なんとなく、ハワイの言葉で「美」とかそんな意味かなと思ってたけど意味ないんかい! でも、印象には残るから成功してるんだろうなあ。
まあ、そんなわけで、とにかく世のヘアブラシはかなりのマペペ率。最近の若い女性たちは髪型に命かけてるので、多種多様なヘアブラシをマペペは出しまくっているのだ。
ちなみに、シャンプーブラシだけでも6〜7種類ある。すごいぜ。
・ピンが細いシャンプーブラシ
話を「デタングリングシャンプーブラシ」に戻そう。
一般的なシャンプーブラシといったら、三角形のギザギザのブラシが多いなか……。
「デタングリングシャンプーブラシ」は、ブラシのピンがめっちゃくちゃ細くなっている。
形は頭皮にフィットするようゆるやか〜にカーブを描いており……
そしてピンは長いものと短いものの組み合わせ。
ためしに乾いた髪をブラッシングしてみると、サラサラに……。
ちなみに「デタングル(detangle)」は、英語で「絡まりを解く」「もつれを解消する」などの意味がある言葉。超ロングヘアだった江川記者が勧めていた「タングルティーザー」もデタングリングブラシの一つである。
・早速使ってみる
「デタングリングシャンプーブラシ」は
・シャンプー前のブラッシング
・シャンプーブラシ
・トリートメントを馴染ませるブラシ
と3WAYで使える。
まずはシャンプー前のブラッシングから。これを行うことで髪や頭皮の汚れを落としやすくし、シャンプーの泡立ちを良くする効果があるそうな。
乾いた髪をブラッシングすると、髪がさらっさらになっていく。頭皮への当たりが気持ちいい。しかし、静電気でたまに髪が広がるなあ。ブラシの素材のせいだろうか。
で、気になるシャンプーブラシとしての実力……!(ちなみに水着を着て風呂で撮影してます)
髪にシャンプーをつけて、泡立てたあとにブラシを使っていくのだが……。
き、き、きもちええ!
手にしっかり収まるので動かしやすい。よくあるシャンプーブラシみたいなゴリゴリ感はなくて、細かいピンが頭皮にヒットして、毛穴の汚れをしっかり落としてくれる感じがする。シャンプーの泡もどんどんフワフワになっていく。
まるで美容室でシャンプーしてもらってるみたいな気持ち良さがある。
ブラシを左右に細かく動かして地肌を洗っていく感じ。特に頭部の後ろ側あたりが気持ちいい。ああ〜、極楽、極楽!
だがしかし、長い髪が密集するこめかみの上〜頭頂部にかけては、濡れた髪の重さに細いピンが負けてしまってブラシがちょっと動かしづらい!
お、惜しい〜〜〜!
ボブでこれってことは多分、ロングヘアの人だと濡れた髪の重さにピンが負けて動かしづらいと思う。
シャンプーブラシはわりとゴシゴシ使うから、何回も使ううちにやわらかいピンが曲がっちゃいそうなところも気になる。
そして、シャンプーを洗い流したあと、最後に髪にトリートメントを馴染ませるブラシとしても使用。軽く水気を切った髪にトリートメントを塗り広げて、均一になるようにブラシで髪に馴染ませていく。
たしかに、髪全体にトリートメントが行き渡った感じがする。
ちなみに、髪をドライヤーで乾かしたあと、全体のブラッシングにも使えてサラサラになった。銭湯とかスパ用のブラシに便利そう。シリコン製のシャンプーブラシでは乾いた髪をとかせないからね。
・ピンの強度を強めてくれたら◎
長いピンと短いピンが地肌に当たって汚れが落ちる感じとか、形状は本当に使いやすいし気持ちいい。美容院のシャンプーくらい、気持ちいい体験ができてめちゃくちゃ気に入った!
ただ、濡れた髪の重さに耐えられるように、ピンの細さと密度はそのままに、強度を高めてほしいなと思うのだった。
あとは、使ったあとに抜けた髪の毛がピンに絡まりやすいので、こまめに手入れが必要。
ピンの強度さえ上がれば、多分この手のシャンプーブラシが覇権を握る日も近いと思う。私はシリコン系のブラシより、頭皮のあたりが気持ちよくてかなり好みでした……!
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.