ご機嫌に過ごすための「夜5分家事」3つ。コンロなどの汚れをふきとり、翌朝も心地よい

毎日こんなに暑い日が続くと、家事のやる気もさらに減りますよね。そこで、涼しいうちにできる「夜家事」ルーティンをご紹介。たった5分で翌朝を気持ちよく迎えられる掃除・片付け習慣を、ESSEフレンズエディターの3人にお聞きしました。

寝る前の水ぶきでキッチンもピカピカ!

【写真】ピカピカにふきとられたシンク

1:コンロ回りや壁のタイルをふきとり掃除

「キッチンを夜のうちに片付けてリセットします」と話すのは、整理収納アドバイザー1級の堀中里香さん(50代)。最初はカインズの「かや生地ふきん(税込298円)」をお湯につけ、コンロ回りや壁のタイルの汚れをふきとり。そして水きりカゴに入ったお皿を片付けてシンク全体をざっと洗い、最後にかや生地ふきんで水ぶきをするそう。

「夏は気温が高いので、水の冷たさも相まって水ぶきが気持ちいいですよ」(堀中さん、以下同)

また、暑さでコンロ回りの油汚れがゆるんでいるときは、お湯ぶきを優先。洗剤を使わない場合でも簡単にきれいになるのがうれしいポイントだといいます。

「水きりカゴも片付けておけば、朝、キッチンに立ったときにものが出ていてイラっとすることがなくなります。また、すぐに朝ごはんの支度を始められるので時間ロスもありません」

2:キッチンのシンク回りをリセット

整理収納アドバイザー・クリンネストの宮入京子さん(50代)。夜のうちに排水口の生ゴミを捨ててスポンジやふきんを干しておくことで、シンクにたまる湿気がちなにおいやヌメリを防止しているそう。

「仕上げにシンクの汚れや水気をふきとっておくと、水アカの心配もなく、ピカピカのまま朝を迎えられます」

起きたときからさわやかな気分になり、朝ごはんの支度までスムーズになるといいます。

「翌朝の自分をご機嫌にする、短時間でも効果的なルーティンです」

3:テーブル付近のものはひとまとめにする

ライフオーガナイザーのさいきかよこさん(40代)は、夜寝る前にダイニングテーブルの上をなにもない状態に整えているそう。

「食事をするテーブルの端などは、家族の私物が集まりがちですよね。わが家の場合は、メガネケース、目薬や塗り薬、子どものオモチャの一部、色ペンなどがよく置いてあります。違う場所から持ってきて、ポンと端に置きっぱなしになっているという状態ですね」(さいきさん、以下同)

そこで、テーブル付近でよく使うものはニトリのケースにひとまとめ。それ以外で置きっぱなしにされたものは、各自で元の場所へ移動させるよう声をかけたり、残っているものはさいきさん自身で移動させたりしています。

「テーブルの上をなにもない状態にして、全体をアルコールでふきあげておきます。そうすると、翌朝も気分よくスタートできます」

ここでは寝る前にもできる家事習慣をご紹介しました。皆さんも家の汚れをリセットして、ピカピカの状態で気持ちいい朝を迎えてみませんか。