猫風邪で衰弱していた子猫を保護 夜中の看病の日々を乗り越えて260g→3.6kgに成長! ビフォーアフターにほっこり

1匹だけはぐれてしまった野良の子猫。過酷な闘病生活を乗り越えた現在の姿は……。

猫風邪で衰弱していた子猫を保護 夜中の看病の日々を乗り越えて260g→3.6kgに成長! ビフォーアフターにほっこり

引用元:@yunyun_a118

紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@yunyun_a118さんの愛猫・ポテトちゃん(取材時、生後9カ月)の成長記録。飼い主さんの自宅の庭で見つかった生後約1カ月の元野良猫で、保護当時はたった260gしかありませんでした。

飼い主さんの自宅で暮らすようになって月日が経ち、生後9カ月になった現在は……。

保護当時からは想像できない元気な姿に

引用元:@yunyun_a118

飼い主さんのもとですくすくと育ち、今では体重が3.6kgに。食べることが大好きなコに成長しました。

保護当時からは想像できない成長ぶりに、家族みんな本当に驚いているそう。飼い主さんは「あんな小さかったのにね、ゴハン食べなくて大変だったねぇと、遠い昔のことのように思います」と振り返ります。

自宅の庭でおびえていた1匹の子猫

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ポテトちゃんとの出会いは、自宅の庭でした。野良の母猫と子猫3匹が一緒にいる様子を見て、飼い主さんは「可愛いなぁ」と思いながら、こっそりと庭を眺めて癒されていたそうです。

それから1週間後、ポテトちゃんだけが草むらの中で1匹でうずくまっている姿を発見。「お母さん猫どうしたかなぁ」と近付くと逃げてしまいましたが、次の日もまた同じ場所にポテトちゃんだけがいたのだそう。

雨と寒さが心配で近付くと、今度は逃げなかったことから「衰弱している」と感じた飼い主さんは、すぐに保護を決めたといいます。

家族になるまでの不安や経緯

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当時、飼い主さんの夫は猫嫌いだったため、「飼えないのに手を出してしまってどうしよう……」と悩んだそう。友人に相談し、「猫を保護してくれるところがある」と情報を聞き、その前に飼い主さんは動物病院を受診することに。

すると、ポテトちゃんは猫風邪を患っていることがわかりました。残念ながら、猫風邪が完治するまでは保護は難しいとのことで、引き取ってもらえる話は断られてしまったそうです。

そこで、夫から「治るまでの間だけなら預かってもいい」と了承を得て、一時的に家で様子を見ることに。日々のお世話をするうちに愛着が深まり、やがて夫から「飼ってもいいよ」と許可が出たことで、ポテトちゃんは正式に家族の一員になりました。飼い主さんも4人のお子さんたちも、大喜びだったそうです。

懸命に看病を続けた日々

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ポテトちゃんを保護してからの2週間ほどは猫風邪が悪化し、ゴハンも食べず、体重がまったく増えない状態だったそう。

「このままだと危ないかもしれない」と獣医師に言われ、毎日病院に通いながら、夜中も2~3時間おきに強制給餌を続ける日々。仕事と4人の子育てと並行してのポテトちゃんのお世話は、とても大変だったそうです。

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それでも、ポテトちゃんの生命力を信じて飼い主さんが懸命に看病を続けたことで、体調も良くなってきたそう。「やっとゴハンを食べてくれたときは、本当に涙が止まらなかった」と振り返ります。

ポテトちゃんは家族にとって「宝物」

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まだ1才になっていない子猫のポテトちゃんは、元気いっぱいでとてもやんちゃな性格。「遊んで〜」「かまって〜」と、飼い主さんのお子さんと追いかけっこをして飛びかかることもあるそうです。

もともと猫が大好きで、「いつか主人が許してくれるなら飼いたいなぁ」と思っていたという飼い主さん。そんな思いを抱えていたなかで、家の裏でポテトちゃんと出会えたことに「これは運命だったのかなぁ」と感じたと振り返ります。

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猫嫌いだった飼い主さんの夫は、今では「ぽっちゃーん♡」と呼んで可愛がっているそうで、その変化には飼い主さんも驚いているとのこと。

そんなポテトちゃんの存在について、飼い主さんは「家族みんなが寝顔ひとつで『可愛い可愛い』と癒されていて、我が家にとってポテトはまさに宝物です」と話していました。

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まだまだ育ち盛りのポテトちゃん。これからの成長がとても楽しみですね!

写真提供・取材協力/@yunyun_a118さん/X(旧Twitter)

取材・文/二宮ねこむ

※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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