「母さんが嫌いだった」この一言を言うまでに…30年かかった<妻と母のあいだで板挟み 8話>【義父母がシンドイんです! まんが】

■これまでのあらすじ

妻からの連絡に驚き急いで帰宅すると、アポなしで家に押しかけ、友人たちとやりたい放題の母の姿。妻をここまで傷つけられて黙ってられるか!ついに夫・悠は「もういい加減にしてくれ!」と大爆発する。「今日は黙らないから」。母からの長年の支配から、悠は逃れられるのか?

「母さんが嫌いだった」この一言を言うまでに…30年かかった<妻と母のあいだで板挟み 8話>【義父母がシンドイんです! まんが】

小さい頃からずっと思っていました。

——なんで母さんは、人の気持ちがわからないんだろうって。

夜、泣きながら布団にくるまったあの日々…。

その記憶が、怒りと一緒にあふれ出してきて

「そんな母さんが…嫌いだった」

この一言が、やっと言えました。

“男のくせに弱い”と、僕と父さんをバカにしてきた母さん。

でも人を踏みにじることが「強さ」なら、僕はそんなものいらない。

そして何より——

守りたいのは、早苗と結衣なのです。

「これ以上、僕の家族を傷つけるなら許さない」

そう言い切ったとき、母さんは言葉を失っていました。

…嵐のような時間が過ぎ去ったあと

「ありがとう」

そう言ってくれた早苗に、僕は「ごめん」としか返せませんでした。

でも早苗は「優しくて人を大事にできる悠くんのほうが、ずっといいよ」って笑ってくれました。

彼女の言葉が、長年の呪縛から僕を解放してくれたのです。

この優しさを彼女を守るために、

僕はこれから強くなりたいと、心から思いました。

僕はようやく、本当の意味で大人になれたのかもしれません。

※この漫画は実話を元に編集しています

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「夫源病で義実家トラブル」1話目はこちら>>(https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1695545595426/)

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