青木さやかさんが『林修の今知りたいでしょ!』で熱中症を語る「屋内で慢性熱中症に!吐き気、倦怠感、頭痛…病院に行ってまさかの診断を受け点滴を…」

青木さやかさんが『林修の今知りたいでしょ!』(テレビ朝日)で、自身が経験した熱中症を語ります。青木さんが熱中症の怖さを綴った記事を再配信します。

***************

お笑いの仕事だけでなく、女優・エッセイストとしても忙しい毎日を送る青木さん。今回は「慢性熱中症と診断された人として」を綴ります。

* * * * * * *

【写真】この酷暑、足元はいつも…

青木さやか「駿府学園という、日本で一番新しい少年院で講和をする機会をいただいた。少年たちは話を集中して聞いてくれた」はこちら

「慢性熱中症」になっていた

8月は暑かった。

日中外に出れば、ジリジリジリ、と肌が音を立てて焼けているのではないのか、あまりにも高温でじわじわと汗が出るという感じでもなく、干からびるほうが近そうな、危険な毎日であった。

とはいえ、日中長時間外を歩くなんてことはなく、ほとんど自宅、もしくは車の中で過ごしていたのだが「慢性熱中症」になっていたらしい。

「え、熱中症に慢性とかあるんですか?」と聞いてみると、医師からは意外な答えが。

暑さが続いて、正常に戻ることがなかなかできず、近年多くの人が「慢性熱中症」状態にあるのだという。

「慢性熱中症」になっていた, まず精神的なものを疑った, 次に更年期障害的なもの, 全く想像していなかった診断名

暑い時に食べたいもの

まず精神的なものを疑った

病院へいくきっかけは、吐き気、倦怠感、がしばらく続いたことだ。

数週間続いていたが、外出できないほどでもなかったから栄養剤的なものを飲みながらやり過ごしていた。

50年生きてくると、自分の体は自分が一番わかってる、これはあれかな?と素人自分診断をすることが多いのだが、まず疑ったものは精神的なものだった(わたしは過度なストレスがかかると精神状態が不安定になりがち、吐き気倦怠感は症状として出がち)。

しかし、今ストレスが大きくかかっている要因が見当たらず、これは違うのではないかとの診断(自分で!)。

「慢性熱中症」になっていた, まず精神的なものを疑った, 次に更年期障害的なもの, 全く想像していなかった診断名

本連載から生まれた青木さんの著書『母』

次に更年期障害的なもの

次は、更年期障害的なものを疑ってみた。

ロート製薬さんのYouTube番組「フェムトーーク」で女性特有の悩みについて大いに勉強してきたわたし。

更年期障害は、人によって症状も様々。

これはじゅうぶんあり得る、もしそうならば、やり過ごすかな、と思った矢先、吐き気と倦怠感に加えて、強い頭痛で眠れなくなってきた。

あまりの痛さに頭を指で押しながら痛みを散らす作戦に出たが、そんなものは役に立たず、ネットで病名を調べ始めた。

夜中のネット病気検索は控えろ!どんどん良くないことを勝手に検索し、不安な夜を過ごすことになるぞ!

××かもしれない…という不安は、本当にムダだと思うが、ついやってしまう体調不良の夜。

「慢性熱中症」になっていた, まず精神的なものを疑った, 次に更年期障害的なもの, 全く想像していなかった診断名

暑い時にはこれ!かき氷

全く想像していなかった診断名

自己診察にも限界を感じ、お盆明けの病院に行ってみると、「慢性熱中症」

という全く想像していなかった診断名が下った。

「慢性熱中症」になっていた, まず精神的なものを疑った, 次に更年期障害的なもの, 全く想像していなかった診断名

点滴中

吐き気、倦怠感、頭痛、という症状も熱中症の中にはあるようで、おかげさまで点滴をしてもらうとスッと吐き気と頭痛は和らいだ。

助かった!

しかしだ、わたしはこの夏外出していたわけではなく、ほとんど屋内もしくは車内にいたにもかかわらず、熱中症になるのか、と驚く。

確かに車内でもずっと日差しが強い。大好きな自宅は、西向きの窓からの西日が気に入っている。しかし、冬のぽかぽかとしたあたたかみのあるものとは違い、ゴゴゴーという灼熱の強さだ。しかもベッドは窓の脇、横になりながら空を見上げるのが至福の時ではあるが、夏場の対策早急に必要、テレビ東京ショッピングで、「窓に貼る遮熱布」購入してみるか。この夏かなり売れていると聞いた。

「慢性熱中症」になっていた, まず精神的なものを疑った, 次に更年期障害的なもの, 全く想像していなかった診断名

貼りました、遮熱布

令和に入り、わたしが記憶している夏とは、だいぶ様子が変わってきた。

対策を取りつつ、今の地球と仲良くやっていきたい。(切実)