バナナの皮、捨てちゃダメ!知らなきゃソンな使い道。思わず試したくなりますよ♪
バナナの皮、捨てちゃダメ!知らなきゃソンな使い道。思わず試したくなりますよ♪
安くて栄養価も高いバナナ。身近な果物として人気ですが、食べ終わった「皮」はそのままゴミ箱へ…なんて、実はもったいない!実は、ある食材と一緒に調理することで、"意外な力"を発揮するんです。その方法とは…?
お肉と"バナナの皮"を一緒に焼くだけ
お手頃価格のお肉って、焼くと固くなりがち。そんなときに試したいのが「お肉と一緒にバナナの皮を焼く」という方法。
これは、バナナの皮に含まれる「フィシン」という酵素が、たんぱく質を分解し、お肉を柔らかくしてくれるという仕組みです。
今回は、本当に効果があるのか、いろいろなパターンで検証してみました!
検証方法
使用したのは「焼くと固くなりやすい豚ロース肉」。下記の4パターンで調理して、仕上がりを比較します。
A:お肉をそのまま焼く(比較用)
B:バナナの皮をフライパンに入れて、お肉と一緒に焼く
C:焼く前にバナナの皮をお肉に3分あてたあと、いっしょに焼く
D:焼く前に皮を6時間お肉にあてたあと、いっしょに焼く
※バナナの皮はよく洗い、今回は重曹入りの水でしっかり洗浄しました。
焼き方はとても簡単!
1.フライパンに豚ロースを置く
2.その横に、内側を下にしてバナナの皮を並べる
3.両面をこんがり焼いて完成!
では、仕上がりを比較してみましょう。
結果は…?
見た目には大きな違いはないものの、食べてみると意外な差が!
A(そのまま):固めの食感で噛みごたえあり
B(一緒に焼く):Aよりやや柔らかいが、大きな違いは感じにくい
C(3分接触):Bと同じくらい。触れさせた時間が短いと効果は控えめ?
D(6時間接触):明らかにやわらかい!同じ肉とは思えないほどのジューシーさ♡
時間をおいてから焼くと、酵素の力でたんぱく質がしっかり分解されるようです。しかも、バナナの香りや甘さがお肉に移ることもなく、味付けの邪魔をしないのもポイント。
牛肉や鶏肉でも使える!
今回は豚肉で試しましたが、牛肉や鶏肉でも同様にやわらかくなるそう。お肉にバナナの皮をあてて少し置いてから一緒に焼くだけなので、下ごしらえのひとつとして覚えておくと便利です♪
写真・文/小町ねず、暮らしニスタ編集部 ※記事を再編集して配信しています。